カナダ山岳会のロゴ |
こんにちわ、秋山です。
今回のブログは知って損なし! 人気沸騰カナダ山岳会の山小屋についてです。
カナダ山岳会、Alpine Club of Canada(以下ACC)は100年以上歴史のある組織であり、カナダの山岳文化を育む上での非常に重要な役目を持っています。カナダ全土に支部を持ち、会員も1万人以上いてその会員向けに色々なサービスを提供しています。
どんなサービスかというと、例えば、山小屋運営、会員向けの山行(無償版と有償版)、海外への遠征、フィルム・フェスティバルなどへの協賛、リーダーを養成するGeneral Mountaineering Campの運営などなどなどですね。
そんなACCの持っている山小屋ですが、2017年時点では36ヶ所! ACCの山小屋は基本登山用に建てられているので、豪華さはなくベーシック。ですが、立地が最高の場所にあるものが多く、これを利用しない手はありませんね。
キャンモア、バンフ、レイクルイーズの町から、3000mの稜線上まで山に関わる好立地に小屋があるのがACCハットの特徴 |
料金
メンバー30ドル/日、ノンメンバー40ドル/日
まずは気になる料金ですが、昔は山小屋毎に設定がありましたが、最近は上記のとおりにシンプルに。山裾にある綺麗な小屋でも、稜線上にあるアルミの箱みたいなのでも料金が同じになっています。それでも40ドルは安いっすね。
予約方法
1. ACCのホームページで行きたい山小屋を選んびます。
一覧はこちら→ http://www.alpineclubofcanada.ca/facility/view-all-huts/
2. 中央右にある"Check Availability"をクリックすると左下に日付、人数、泊数を入れる窓が開くので情報を入れて、Check Availabilityをクリック
3. 右に空き状況が出るので、空いていればinfo@alpineclubofcanada.caにメールをすると、担当者からメールが返ってきて、クレジットカード番号等を伝えれば予約完了。 簡単ですね。
ステップ1、2、3で予約完了! |
装備
小屋によって若干の差はありますが、基本寝袋と食料だけ持参すればいいです。その他の物、マットレス、食器類、調理器具、燃料、ガスレンジなどは全て揃っています。なので、自分で調理をする必要はありますが、荷物はかなり減らせるのがGoodポイントですね。
マットはありますが、寝袋は持参です。真冬でも小屋内は暖かいので3シーズン用の寝袋でOK。これホント |
私のお気に入りの山小屋の紹介などは次回以降のブログで紹介して行きたいですが、例えば、ワプタ氷河スキー縦走用の、ペイトハット、ボウハット、バルフォアハット、スコットダンカンハットなど、ヨーホースキー縦走用の、ガイハット、スタンレーミッチェルハット。
マウントビクトリアやレフロイの登山用のアボットハット、レイクオハラハイキングに使用するエリザベスパーカーハット、ロジャースパスのスキーや登山ようのA.O.ウィーラーハット、アサルカンハット、などなど、用途によってそこらじゅうにある山小屋を選択できるんですね。
ただ、近年のアウトドア登山ブームにより、どこの山小屋も予約が徐々に難しくなっているので、早目の予約も必要ですね。
ということで、今回はざっくりACCの山小屋を紹介しました。日本と少し違ったスタイルで管理されているACC小屋、是非利用してカナダの山を安く楽しんでみて下さい!
追小屋内の暖房は薪。なので自分で薪割りもします |
スタンレーミッチェルハットの寝室。2階にあります |
レイクオハラハイキングの拠点に最適のエリザベスパーカーハット |
一般的な山小屋の中。簡素ですが綺麗に整備されています |
スタンレーミッチェルハットの個室。運がいいとこちらをゲット。早いもの勝ちです |
ワプタスキー縦走の最後にあるスコットダンカン小屋 |
ペイトハット概観。ここから見える山に登りに行きます |
小屋内にはフライパンや鍋などが整備されています |
スキー登山に最適のグレートケルンハット、ヘリで入山します |
お客さんのためにクッキングもガイドの仕事、メンバーの谷と |
カップや調理器具も充実 |
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