チーム「Link∞UP」は日本と北米の‘愉快で有益な’「マウンテンライフ」情報を日本と英語圏において共有をすること。 その生活を‘一生懸命楽しんでいる人達’のコネクション強化を図ることを目的に活動しています。 日本や北米でのマウンテンライフについて情報の欲しい方や私達に興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

2018年4月18日水曜日

Vol.120 冬の新しい遊び方

皆さまお久しぶりです。富山県から劔村がお送りします。
富山はというと2月の大雪を思い出すと想像できないくらい春になっています。
今年は例年に比べると4月に入り急激に気温が高く推移して桜の開花も満開も早まりました。
いわゆる異常気象と言われるものですが近年では一般化しているようにも思われます。


懐かしささえ感じる大雪の写真、今シーズンから新たな冬の仕事で除雪してましたが機械いじりも楽しいもので給料までもらえるのがありがたいです。借りた畑には炭を撒いて融雪を促すなど雪に苦しみ、また雪で楽しむという感じで冬の生活を堪能しました。


まだまだシーズン終わってないよ!という声が聞こえてきそうですね。現在リンクアップのメンバー4人がカナダでスキートラバースの旅に出ている最中ですし、富山県では先週から中部山岳国立公園、立山が解禁になり歓喜の声が届いています。
そんな中、私は4月1日から農家として独り立ちし毎日忙しい日々を過ごさせてもらっています。




写真を整理しつつ冬を振り返りながらお伝えしていきます。
今シーズンは雪が多すぎな時期もありバックカントリーに入るリスクを考えさせられることが多かったですが、自分なりに満喫できました。
私の基本スタイルとしては踵が自由なテレマークスキーを主体としてプラスチックブーツ以外にも革靴のテレマークスキーにも挑戦しています。
踵が固定できない道具ばかり増えて困っています。

そして新しい遊びですが鱗付きスキーです。
テレマークスキーの中でもバックカントリーに行く場合、通常は山スキーと同様に滑り止めのシールをスキーの裏側に貼り付けることである程度の斜度まで登ることができます。

昨年から取り入れている鱗スキーというのはクロスカントリースキーにあるようにソールに滑り止めの凹凸があり緩い傾斜ならシールなしに動き回ることができるのです。
里山のハイキングには最高の道具です。


今回は富山県南部の里山でクロモジの木を採集したりしながら裏山で遊びました。
滑り重視の乗り物ではないのですが駆動力は高く幅広く活動することができます。

そしてもう一つ、雪板です。初めてやったのですが木の板を加工してサーフィンのようになっているもので、流れどめだけつけて足は板に固定しません。



開放感がすごくて雪と戯れる感じで楽しみます、スノーボードよりも固定されていない分ターンが難しいように感じました。ただパウダーに浮いた時の浮遊感は他の道具とは違う感覚、今回は借り物で遊ばせてもらいましたが一家に一台は欲しいと思いました。
テンション高く遊びすぎでザック全開で滑るくらいだったので滑っている写真ありませんが、オススメの遊びです。


なんやかんやしているうちに春になり農家としての一年目、後悔のないように遊びと仕事をこなしていきます。ちゃんと勉強もしてますよ、上の写真が剪定講習会での一枚で杏の花です。下は今が見頃の林檎の花です。
みなさん、春スキーなど気をつけてもう少し雪を楽しみましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿