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2019年6月7日金曜日

Vol.176 百姓のオフ

こんにちは、富山から劔村がお届けしています。
先日まで雨が全く降らず大地が干上がるほど乾燥していましたが、天気予報にも雨マークが目立ちはじめ今年の梅雨入りが見えてきています。
恵の雨で山では新緑が濃くなり、川には多くの山水が流れるいい季節になってきましたね。

そんな中、農業に全力投球をしていて山や川から遠ざかった日々を過ごしております。
今回は農閑期である冬にスキーだけでなく何をしていたのか、そんな話をしてみようと思います。

ブドウ屋になることにして4年目、独立して2年目を過ごしておりますが昨年12月に機会があってオーストラリアへ行ってきました。
ブドウ栽培が盛んで、いつもお世話になっているワイン生産大国でもあります。
ブドウ栽培の現地視察と遊びを兼ねて旅してきたことを写真多めで書いてみようと思います。


 まずは旅の準備について、ジェットスターを利用したんですが初LCCということでオプションで価格が高くなってしまうので切り詰めて行くことにしました。
預け荷物、手荷物の重量制限など全てに追加料金が発生するため、無料である手荷物7kg以内で行くことにしました。なのでクライミングシューズなどが入る余地はなく、生活用品だけでギリギリです。季節が真逆なので日本ではギリギリ寒さに耐えれオーストラリアでは防寒着にということで薄手のダウンとレインジャケットで行動していました。
オーストラリアでは12月が初夏のような時期になります。


早速オーストラリア、ブリスベンから入国し南下するルートでシドニーとメルボルンにも行ってきました。
もちろんコアラを見るのも今回の目的の一つでブリスベンには保護施設を兼ねた動物園がありますのでオススメです。


着の身着のままのようなスタイルで行ったので、アウトドアの活動は主にトレッキングをしてきました。乾燥した大地を想像していたのですが、オーストラリアもカナダと同様に国土が広く東海岸には山があり緑の大地が広がっていました。

そしてトレッキング目的で訪れたBlue Mountains National Park、シドニーから電車で行くことができます。駅から公園までは徒歩でブラブラ、小さな田舎町です。



 ツアーなどで訪れる人も多く展望台からの景色だけでも迫力があり一見の価値ありです。
それだけではという人にはトレッキングコースが多数用意されていました。
200mほどの切り立った大地の段差が有名な場所ですが、上から下におり周回して行くトレイルがあったのでそちらを半日のんびりと歩いてきました。

雨の降らないオーストラリア、イメージはそうでしたがここは水に溢れ豊かな森がどこまでも続いています。


鳥が多くいるのでバードウォッチングにも良さそうなところでした。

公園内にはケーブルカーがあったりと、国立公園だけど遊園地のような部分もあるところです。


場所が変わってオーストラリア東海岸の南端にあるPort Campbell National Parkに行ってきました。ここでは平原の先で突然、崖から海へ出るところでグレートオーシャンロードという海に面した道路を通って景観を楽しむことができます。メルボルンから多数のツアーが出ていました。


下に降りることができます、海岸に沿って遊歩道があるので海を見たり反対の平原を見たりと散策することができます。海に入るには寒すぎる気温です。

少し離れると巨木の森が広がりユーカリをはじめシダ植物など湿気のある森が広がっています。

ここからはお酒の話を。
オーストラリアではクラフトビールブームがきているようで、もちろんワインもよく飲まれていますが街中に多くのクラフトビール工場があります。タップ併設、食事ができるところもあったりとビール好きには天国のような国です。そしておしゃれ、規模も大小様々なので公共機関を利用してビール屋巡りもおすすめです。



物価が高いことと酒類も高めなので豪遊はできませんが、ハッピーアワーを活用して楽しむこともできます。


 ワイナリーにも数件行ってきました、日本と違い広大な畑でどこまで行ってもブドウ畑で大産地を目の当たりにしてきました。
もちろん試飲もできます。色々試すとどうしても泥酔してしまいますが、ドライバー付き一日ツアーがあって便利です。ビールもいいけどワインも美味しい、いい国です。
久しぶりに南国でのクリスマスツリー、南半球ならではの楽しみ方がたくさんあります。また機会があったらレンタカーでアウトドアエリアを探索してみたいと思います。


最後になりましたが、近い将来の初収穫を目指して畑仕事に全力投入中です。
皆様も体に気をつけて来たる夏を楽しみましょう!



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