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2019年6月2日日曜日

Vol.175 増えるバムと変わるルール

どうも、ボブです。
気付けば6月、穏やかな春は移民の為に必要な英語の勉強とテストで終わり、忙しい夏が来るのかーと考えていた矢先、今年は一足早く最近の夏の風物詩である山火事による煙がアルバータ州の北部からキャンモアへと届いて参りました。生憎3日前の日だけだった模様で、今日は青い空がどこまでも見えております。
このまま北部だけに留まってくれると良いのですが。

さて、今回のトピックはバムには欠かせない問題であるOver night parking の場所のかわりつつあるルールについて。
バム御用達Elevation Place 近くのバム集落


数年前は大抵の場所でOver night parking が可能でしたが、昔は大丈夫だった場所でも今は時間制限付きで、時折お巡りさんが見回りに来るようになっており、各地に分散していた車中泊生活者はいつしかSave on Foods の裏に集中し、店の周りで利用可能なFree wi-fiを利用しつつ、人によっては居住用の大きいバンを定位置に置いたまま移動用の車で行動する人も出て来ました。公共の場所を私物化するようなやり方は流石に良くない。
その場所に車中泊生活者が集中し、増えてきたことにより、本日からその場所では 7am - 9am の時間帯は車を移動しないといけないというルールが執行され始めました。
https://www.rmoutlook.com/article/council-supports-parking-restrictions-for-overnight-camping-20190509

特に罰金があるわけではありませんが、朝からお巡りさんが起こしに来てくれるようです。そりゃあ、近隣の住民からすれば普段利用する場所が占拠されていくようで、雰囲気はあまりよくないですよね。

同様にスコーミッシュでのルールも変わって来ているようですが、下記のような署名活動も行われています。
https://www.change.org/p/mayor-karen-elliot-sleeping-in-your-vehicle-should-not-be-outlawed-in-the-district-of-squamish?fbclid=IwAR1-IigysdMcfLpBnHoGMdRQGeFnfBjmlnmAYn-ZFh5-AuqzaPK1oa1KrgU&use_react=false&expired_session=true
内容としてはただただ禁止するのでは無く、Over night pakingの許可証を有料で発行し、公共の場所や施設を利用できるようにする事など、公共への負荷を小さくする為の提案をする事で車中泊を維持しようと提案されています。

家賃も年々高騰し、家を買う事も探す事も家賃を払う事も難しくなり、車中泊を考える人は増えるでしょう。車中泊生活者の大半はその地で働いているわけだし、その人達の生活場所を保つ解決策が出来るといいですね。

僕が車中泊生活してた2シーズン前の夏は住宅街にある公園の駐車場、職場の地下駐車場、某クライミングジムの駐車場(会員だったので)など他に車中泊生活者のいない、いろんな場所であまり目立たないように車中泊していました。

今年も日本からクライミングバムがやって来てくれるようですが、
うまく楽しいバムライフを楽しんでくれることを期待してます。

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