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2016年7月12日火曜日

Vol.28 涼を求めて。

初めまして。富山県在住の劔村(けんむら)と申します。
普段の活動として冬はテレマークスキー、夏はカヌーをしています。

さて、そろそろ梅雨明けの知らせが届き始める頃かと思いますが
富山はまだまだジメジメした日々が続いており、不快な日常を過ごしています。

そんな蒸し暑い日には水遊びが最高です。そこで今回はカヌーについて触れてみたいと思います。
カヌーというと、どんなイメージをお持ちですか?

私の場合、海や川、湖などの水面に船を浮かべて釣りなどの移動手段というのが最初のイメージでした。昔は本当に、狩りに行くための移動手段だったのでしょう。
その用途、使用目的によって多種多様な形状、材質があります。呼び方も船、艇、ボート、掘り下げるといくらでもありそうです。

ちなみに私が所有しているものにはプラスチック製、カーボンファイバー製があります。カーボン艇は主にスラローム競技に使用されていてオリンピック競技にもなっています。

ヨーロッパでは結構人気があるそうです、日本ではまだまだ知名度が低いので実際に見たことがある人は少ないかもしれません。


私が主に乗っているのはプラスチック製のリバーカヤックというものです。
川下りにおいて雑に扱っても、岩に当たっても壊れないタフな相棒です。最近は強度があって軽いものが多いですね。漕ぐ道具はパドルといって主に両面にブレードがあって交互に漕ぎます。
これは私の愛艇、背後の川は富山県の中央を岐阜から流れ込み日本海へと注ぐ神通川(じんづうがわ)、遠くの山は立山連峰です。

渓谷を漕ぐのもなかなかいいものです。


カナダでよく見かけるのはカヌー、いわゆるカナディアンカヌー。
オープンデッキと言って座席にカバーがなく一人、もしくは二人で乗り川を下ったり湖を周遊したりします。パドルは片面のみのものです。
荷物をたくさん積めるので長旅に最適、のんびり釣りなんていうのもいいですね。

最後に言葉について、カヌーやカヤックという表現ですが非常に曖昧な呼び名になっているように感じます。
私の感覚では、カヌーという広い意味で"水の上で乗る手漕ぎの船"というジャンルがあって、さらにカヌーというと写真一枚目にあるカナディアンカヌーに代表される座面部分にカバーのないオープンデッキのタイプを指していると思います。
一方カヤックというと1、2枚目のようなボートで座面分がカバーできるクローズデッキのものを指していると感覚的に理解しています。


梅雨が明けたら快晴の空の下、あなたもどこかで水面を漕いでみてはいかかでしょうか?

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