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2018年1月2日火曜日

Vol.105 BCシーズンイン 放山

2018あけましておめでとうございます。
今年もLink∞Upをよろしくお願いします。



新しい年の最初の投稿は、富山から劔村が担当します。
2017年12月の日本は各地で大雪に見舞われスキー場は例年になく早いオープンとなっておりました。私も初滑りは済ませていたもののバックカントリーはまだでした。

今回の話の舞台は、新潟県糸魚川市能生にあるシャルマン火打スキー場近辺です。
そこでの熱い集いが毎年恒例の行事になりつつあります。

放山1189mの麓にあるスキー場で海から近いものの新潟特有の豪雪地帯、朝一のリフト乗り場にはノートラック狙いのスキーヤー、ボーダー、スノースクーターが群がります。
年末の爆弾低気圧による雪はそこまで多くなかったもののこの時期にしてはリフトトップで2mオーバーの積雪は心踊らされます。

足慣らしでゲレンデパウダーを一本だけ流しアルパインスキー2名、私テレマーク1名で放山バックカントリーに向かいました。天候は曇り、しっかりしまった雪の上にうっすらと新雪が乗っているのでラッセルもなく快適な山行になる。


 天気が悪いからなのか、年の瀬だからなのか賑わうスキー場の喧騒から離れ裏山へ向かうと、まだ誰も踏み入っていない我々だけの世界となっていた。
静けさの中、シーズン初めの重い体を慣らすように登っていく。ゲレンデトップからは40分ほどで頂上に着く適度な運動量なので、のんびり霧氷に覆われたブナ林を眺めシーズンインの山歩きを楽しむことができた。
 視界が開けると麓には荒々しい日本海を望むことができる。

登行ルートではなく別尾根を下り、ノートラックパラダイスにヒャホーヒャホー吠えながらの滑走となった。
アップダウン、地形変化の多い山では機動力がものを言いますが、今回の場合はテレマークやTLTが軽快でよかったかもしれません。
ボーターの場合は登り返しが伴うと苦戦がしいられます。

素晴らしいバックカントリーのスタートを共にした仲間に感謝しつつ
新しい年の初めとして皆様が怪我なく山を楽しめるよう祈りながら年初めの投稿とさせてもらいます。

正月は食って飲んでダラダラしています。

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