チーム「Link∞UP」は日本と北米の‘愉快で有益な’「マウンテンライフ」情報を日本と英語圏において共有をすること。 その生活を‘一生懸命楽しんでいる人達’のコネクション強化を図ることを目的に活動しています。 日本や北米でのマウンテンライフについて情報の欲しい方や私達に興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

2018年8月2日木曜日

Vol.134 育児の鬼が5.12を登るまで - その2

この記事は主に「How to climb 5.12(1997年版)」(以下、「経典」)とメタフォース様(以下、「メタ様」)の偉大なる教えを元に書かれていますが、内容にソリッド5.8クライマーであるカネイワの解釈や見解が含まれる場合があります。あくまで参考程度に流し読みください。なお、メタ様は独自の経験と理論に基づく啓示を授けてくれるのですが、それと経典の内容とは必ずしもリンクしません(それぞれ別の情報ソースです)。

前回のまとめ

・最終目標:花崗岩の岩峰をより自由に登れるようになること
・短期的目標:11月末までにとりあえず5.12を登る(レッドポイントする)こと
・目標ルート:イエロークラッシュ・小川山 5.12a
・限界グレード(RP):5.11b(ワニワニワニ)、1級(忍者返し)
・社会的壁:育児

前回から今回まで(約40日間)の活動

ジム:10回(成果:3級いくつかと2級1つ)
岩場:2回(瑞牆カサメリ沢、小川山ボルダー各1回ずつ)
成果:ワニワニワニ 5.11b(2便、限界グレード更新)
体重:61kg前後(-1kg)

約一ヶ月、全然登りに行けませんでした…。梅雨明けが早かったのは良かったのですが、その後の雨、猛暑によって関東近辺の岩場は条件が悪くなり、また家庭環境も厳しいものとなりました。6月下旬にカサメリの「ワニワニワニ」が登れ、花崗岩で自身最高グレードを更新したまでは良かったのですが、その後は身動き取れず。

廻り目平キャンプ場にて

避暑と銘打ち、2才の息子と妻を連れて廻り目平に乗り込みましたが、子供が思いのほか歩き回り、ボルダーに取り付く隙はほとんど与えられませんでした。それでも「せっかく来たんだから」と「エイハブ船長 1級」にトライするも振るわず、最後は縦ホールドで左手薬指の腱を伸ばしてしまいました…。

失意のままクジラ岩をあとにした

ジムでのトレーニングは、基本的に子供が寝てからジムの営業が終わるまでの一時間に限られ、それを週二が理想なのですが、今のところ週一以下になっているのが現実です。トレーニング不足も懸念されますが、ジムで細かいホールドをカチっているせいで、指の関節が痛んできており(実に弱い)、このあたりのケアも継続するうえでの課題になっています。

今後のプログラム

メタ様からは「イエロークラッシュ」(という課題)は、妹岩という小川山の人気エリアにあるためパートナーも比較的見つかりやすいし、「忍者返し」が登れたなら確実に登れるから、とりあえずマラ岩の「イレギュラー」とかでアップして(たとえ登れなくても)、そのままこれにトライし続けろ、と仰せつかっております。「ワニワニワニ」登れました!と報告した際も、「すごいじゃん」とか言いつつ「良いからアレやれ」とのことでした。

なので、次回報告時までには少なくとも一度は、なんとか機会を作って「イエロークラッシュ」にトライする予定でおります。ただアップルートは「カサブランカ」か「レギュラー」にするかも…。

川上村の遊具。道路から遠目には見たことがあるはず
今月の教え ~経典より~

ここで経典より有難い教えを授かります。そこには9つの絶対的な真理がありました。

1.クライミングのスキルを上げるのに最適なトレーニングは登ることである
2.クライミングのスキルは、岩質、傾斜、摩擦の特性によってそれぞれ特有である
3.たいていの人にとってスキルのトレーニングはフィットネスのそれよりも有用である
4.ビギナーレベルにとって、一般的なコンディショニングはフィットネスより大事だぜ
5.最大筋力を得るためには、そのスポーツ特有のコンディショニングが最も効果的だぜ

トリップしちゃってます

6.保持力が上がれば持久力も上がるけど、持久力を鍛えても保持力は上がらないぜ
7.無駄に消費したエネルギーと時間は戻ってこないんだぜ
8.頭の中でできていないと、身体もついてこないものよ
9.トレーニングとクライミングは筋肉への刺激にはなるけど、筋肉が強くなるのは睡眠中やレスト中だけよ

おわかりいただけただろうか?
ごくごく当たり前のように聞こえる言葉の中に、深いメッセージが含まれていたのを。

ヤツレンのソフトクリームはおすすめである

勝手にまとめると…

「とりあえずお前が登れないのは下手だからであって、筋肉が足りないからではないし、岩ってそれぞれ全部違うから、とりあえず色んな岩タイプの岩登っとけ。あと、ストレッチ大事な。持久力トレーニングとか今の段階では要らないから、ボルダーやっとけ。核心が楽に登れるようになれば、力がセーブできるから、結果的に持久力につながるよね?戦略も大事な。無駄なエネルギー使わずに効率的に、できるだけ早く登ろうね。とりあえずできるって信じて、具体的なイメージを作ってからトライするんだぜ。あと、レスト大事。これ基本だから」

みたいな感じでしょうか。詳細で正確な内容は是非こちらをご参照ください。経典の正確な内容を知るためには、原語で読むことが基本とされています。

こちらになります

自己評価テスト

経典の中にはなんと自分の弱点を見極められるような有難い「自己評価テスト」が含まれております。その全体像には触れられませんが、私がこれを受けた結果は概ね以下のようなものでした。

精神面:11/25 = 44点
技術面:12/25 = 48点
身体面:16/25 = 64点
※点数は各項目ごとに100点満点に換算

うーん、大分メンタルやられてますね。これだけだとわかりにくいので、もう少し説明させて頂きますと、このテストの設問は例えば以下のような感じです。

Q:できるかわからない困難なムーブを起こす前に、ヌンチャクやギアを掴むことでリスクを回避してしまう
A:ほぼ毎回、よくある、時々、まれに、ありえへん(の5段階から回答)

ちなみにこれは精神面に関する設問の1つで、「ありえへん」の方がメンタルが強く、「ほぼ毎回」の方に振れるほどメンタルが弱い、となります。こういう設問がいくつかあり、得点にして集計してみることで、自分の弱点がどこにあるか見えてくる仕組みになっております。ちなみに、設問の配置はランダムなので、どの問がどのカテゴリ(精神、技術、身体)に含まれるかは、回答中はあまり意識しないような作りになっています。

というわけで、私が弱いのはフィジカルよりもメンタルとスキルでした。なんとなくわかってはいましたが、こうやって具体的に視覚化することで、具体的な対策に手を伸ばせるようになってくるような気が何となくしてきたように思うのであります。次回からそっちの方に行きたいです、ハイ。

メタ様の教えとこのピラミッドの思想が相反しているような…。

2018年7月25日水曜日

Vol.133 南米トレッキング

こんにちは、富山県の劔村です。
日本は7月中旬から連日の酷暑です。40度を越える気温を記録したと毎日のように報道されています。
7月は初旬に大雨、帯状に発達した雨雲により同一地点に局所的豪雨をもたらす現象が最近よく発生しています。
今回の場合は、関西から九州までの広い範囲で中国地方においては激甚災害に指定されるくらいの被害が出ています。被災地ではまだまだ復旧の目処が立っていない状況ですが日々の暑さで体調だけ崩さないようにしてもらいと思います。

さて富山県も大雨が降っていたのですが、幸い大きな被害はありませんでした。
しかし大雨の後、一滴も雨が降っておらず日照りが続いてます。私の経験してきた中でもここまでの干ばつは珍しい状況です。
一週間以上猛暑日が続いている富山県を抜け出し、今回は3年前の1月に訪れた南米チリのパイネ国立公園を取り上げてみようと思います。


南米チリ、パタゴニア地方を訪れたのは夏である11月から3月の中で1月でした。
やや肌寒さもあり薄手のダウンが必要な気候ですが昼間は日差しがあれば心地良いです。
旅の拠点はプエルトナタレスという小さな町、ここにはパイネを訪れる人など観光客も多いのですがハイシーズンといっても町は落ち着いた雰囲気でした。
海越しに見えるパタゴニアの山、海辺にはベンチもありのんびりできます。

これは公園のマップですが、赤い点線がトレイルで山を囲うように丸く歩くことができます。10日間で一周することもできますが、私は山の南側Wのように見えるトレイルを歩く4泊予定で計画しました。
町は小さいのですが大きなスーパーもあり品揃えはいいし、アウトドア関連のショップもいくつかありバックパッキングの準備には苦労しません。キャンプ用品のレンタル屋さんもあるので装備を持たずに行っても不足品を借りることはできます。

公園に向かうバスの車窓から、何もない平原の先にパイネの山々が見えてきます。
入園料を払い、注意事項の説明を聞いてトレイルへ。移動はバスに乗ってシステマチックにこなしていきます。

パタゴニア地方でテントいうとチリのブランドDoiteのものが多いです。
テント以外のギアもウェアなど多岐にわたり作っているようです。
キャンプ地も管理され整備もよくて居心地はいいです。テントもそこそこの性能なのでひどい悪天候でなければ問題ありません。


Torres del Paine、国立公園の名前にもなっているそびえ立つ岩山。今回はこれを見に行ったようなものです。


公園内はトレイルもわかりやすく歩きやすいのですが、キャンプ地間の距離が長いので時間的余裕は持っていきたいものです。山歩き的部分もありますが平原を歩く区間もあり景色も楽しめます。

 食についても触れておきます。チリがワインブドウの産地ということでスーパーに行くと商品が多すぎて何がいいのかわからないほどです。日常的に飲んでいたのは紙パックワイン、日本でいうところのパック酒。そういう位置づけなのでしょうか、地元の人には瓶のを買えと言われました。飲みきりならゴミはかさばらないので便利でした。


結構利用していたのがパスタ、スープ、リゾットの素として売られているものを活用して増し米やパスタをして作る夕食、これにワインを合わせて楽しむわけです。

天気に恵まれたのは初日のみ、見えるはずの山も見えず雪がパラついたり強風のため厳しい条件となりました。2泊した時点で今後の天候悪化が確定してしまったので早期撤退としました。
悪天候で発狂してしまう人が出ました。

帰り際、晴れ間があり湖や山並みを望むことができました。
再訪の際は快晴を期待したいものです。

いくつあったアウトドア用品のレンタルショップ、テントを借りたのは可愛い娘にデレデレの優しい親父がやっている店。何か公園のことで聞きたかったら訪ねてみてください。

最後になりましたが、まだまだ暑い日が続き酷暑ですが水分補給をして熱中症対策をしましょう。
暑中お見舞い申し上げます。


2018年7月19日木曜日

Vol.132 日本滞在記

どうも、ボブです。
先週までの一ヶ月程、日本に帰っておりました。
夏の日本を感じるのは3シーズンぶりで、ロッキーには無い
高い湿度と気温にやられてバテマシタ。それでも行ったからには登りたい。。
って事で連日の飲み会の合間を縫って登りに行きました。

まずは愛知県 鳳来
岩質:凝灰岩
アクセス等:https://www.climbing-net.com/iwaba_detail/%E9%B3%B3%E6%9D%A5/
週末は激混みですが、平日だったので貸切り。
日向は無理ですが、日陰の場所は割と快適に登れました。
東海を代表するルートの一本 THCはまた次回に。

次は岐阜県 恵那の笠置山
岩質:凝灰岩
アクセス等:https://www.climbing-net.com/iwaba_detail/%E7%AC%A0%E7%BD%AE%E5%B1%B1/
こちらも凝灰岩ですが鳳来の岩質とは違い少し花崗岩っぽくもある感じで
個人的には好きです。多彩なホールドから出来たルートはムーブも多彩で面白いです。
日本に居た時も家から割と近かったので割と通った場所で懐かしの課題も登ったり癒されました。ここは標高も高いので他より涼しくいいですね。

からの岐阜のドンファンと春日井のドンファン率いる東海支部の方々と
いつもの焼肉屋へ。東海支部のみなさま、いつもありがとうございます!

お次は飛んで山口県 亀山南峰の岩場
岩質:花崗斑岩
アクセス等:https://www.climbing-net.com/iwaba_detail/%E9%99%B6%E3%83%B6%E5%B2%B3/
陶ヶ岳の岩場は山口県のゲレンデとして古くから登られており、小さいながらルート数50本程度のまとまった岩場であったが、90年代中ほどに多くの既成ルートがチッピングされてしまった事件をきっかけに、陶ヶ岳には訪れなくなってしまったそう。
そこで今回は最南峰(亀山)のリードルートに案内して頂きました。
基本的に冬の岩場で、午前中は汗だくヌメヌメクライミングでしたが、夏も午後からは日陰になるので割と登れました。どこか恵那の笠置と岩質が似てて、個人的には好きです。
近くには吉田和正、村谷卓之によって開拓されたボルダーのエリアもあるそうでそこも行ってみたいですね。帰りは温泉からの300gステーキ。岐路のグレードは13cでした。笑


ぼっちさん、案内して頂きありがとうございました!
野村さん、お肉ご馳走様でした!

また飛んで北海道はニセコ!
本当は岩に行きたかったのですが、ずーと雨。
なのでプライベートのクライミングスペースで遊ばせてもらいました。
プライベートだけどめちゃくちゃ素敵なクライミングスペース。
アルバータ州にあるどのジムよりもハイクオリティーでした。
ママさん、パパさん、ありがとうございました!

飛んで埼玉の御前岩へ
岩質:石灰岩
アクセス等(32番):http://www.asahi-net.or.jp/~ca7s-kbys/area2/okumusashi1.html
詳細はロクスノ78号を参照すべし。
ロッキーと同じ石灰岩ですがコルネ等のホールドも発達しているためロッキーとは違った感じでホールドも多彩で面白かったです。こちらも冬の岩場ですが、エリアによって日が陰ると頑張れる感じでした。こちらの岩場は2017年12月に30年の時を経て再び解禁となった岩場であり、利用方法については、、
①入山登録(500円、経験年数や最高グレードの記入欄があります)
②駐車場代として500円のドリンクを買うのをお忘れ無く。

最後は山梨県、瑞牆のカサメリ沢へ
岩質:花崗岩
アクセス等:https://www.climbing-net.com/iwaba_detail/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1/
詳細はこの本を買うべし:http://www.pump-climbing.com/mizugaki/
連日の飲み会で肥えた身体は鉛のようでしたが、久しぶりに会う友人とのセッションは
楽しく、瑞牆の森には『それでいいのだ』と慰められるようで大変癒されました。


新宮君、写真ありがとう。写真はナイト・ディジー・ダンス
鳴海家のみなさま、埼玉滞在中はありがとうございました!

今回はクライミングがメインの帰国では無かったのですが、合間を縫って日本各地のいろんな岩場の異なる岩質での多彩なクライミングに触れる事が出来て良かったです。

そして何より、温かく迎えてくれて刺激をくれる友人達と家族に感謝の日々でした。
カナダに戻り、2年間の就労ビザをゲット出来たので、再びこちらで生活していきます。
みなさんがカナダに来たら温かく迎えられるよう、お待ちしておりますね。

では最後に、暑中見舞い申し上げます。
2016 Mt.Waddington にて
   Enjoy Summer!!

2018年7月10日火曜日

Vol.131 四の五の言わないダイエット

2002年頃、会社辞めること決めて暇だから筋トレしていた時代の体
山の仕事をしていると、”秋山さんはガイドさんだから体が細い(太っていない)ですね~”って言われることがたま~にあります。
ノンノン、ガイドだから痩せているわけではないです、贅肉がないタイプのガイドさんは谷や山田トシなんかのアルパインガイド、クライマー系のガイドさん達ですね。彼らは毎日のようにピークに立つ仕事をしており、朝3時に起きて登頂し昼ごはんをきっちり食べる暇もなくお客さんをケアをしています。そもそも登山なので消費カロリーが摂取量に追いつかず痩せていくと、またクライミングをやっているともろに自分の体重がかかってくるので、自然に太らないように自制していくわけです。

かたや私のガイドは夏はハイキングガイド、冬はヘリ/キャットスキーガイドです。ハイキングは山には登りますがハードではないですし、冬のヘリスキーは滑り降りるだけ、日本へのスキーツアーもあり、普通にしていけば太っていくわけです。ぶっちゃけ。

日本へのスキーツアーも太る要因
20日連続ほどこんな料理食べてりゃ太るわな
前回のブログ担当の際にメキシコ旅行について書きましたが、飲み放題、食べ放題の旅行が終わった5月21日時点の体重が70kg。オーマイガー!!大学時代の体重が58kg。まー単なる痩せでしたが。クライミング頑張っていた2005年の体重が62kg。最近は65kg前後、が多かったので結構増えましたねー。ってヤバイ!

危険な食べ放題地獄、メキシコのリゾート
とうことでダイエットを開始することにしました。
糖質制限、炭水化物抜き、GIダイエット(古い?)、Rizap、いろいろありますがファックオフ! 男は黙って”カロリー消費”です。つまり四の五の言わずに体を動かすっつー事ですな。
更にいろいろ調べるのも頭でっかちになってウザいので、薄っすらとした知識でLet's Go!
その辺も四の五の言わないってことです。

カロリー消費に良いのはマラソン!

どこかで、夜の炭水化物は控えたほうが良い、甘いものは控えたほうが良い、野菜をたくさんで血糖値をあげないなど、聞いたことある気がするのでその辺は気をつけようと思っております。

ただ、酒は好きなのでビールは飲みますが、基本は焼酎やウィスキーなど糖質が入っていない酒に比重をずらす、これはKingカズ方式ですね。彼はパーティーではテキーラしか飲まないそうなので。フルーツなんかも朝食べるのが好きなのでこれからも食べていきます。フルーツの糖分ぐらい良いっしょ? ハイキング中にもチョコ食べるし。ま~適当に。

上でハイキングガイドは勝手に痩せないとは言いましたが、デメリットではなくメリットはあります。これもどこかがで聞いたことがあるのですが、朝運動して、夕方もう一回運動すると、脂肪の消費が増すと。ということでダブルヘッダー作戦、ハイキングガイドをしたあと夕方走りに行くと。
最後に、筋トレもいいはず、しかも太ももの筋肉を増やせば他の場所より筋量が多いのでカロリー消費量が上がるとこれまた聞いたことがあるので、スクワットもすると。

全て聞いたことがある、程度の知識ですがネットで裏はとりません。なんせ四の五の言わないですからね(にっこり)。

ちなみに、7月9日現在の私のスペックは
66kg、体脂肪15.5%、BMI22%。
はい70kgから既に減っております。メキシコから帰って来てからすでに初めておりまして、1.5ヶ月で4kgほど落ちました。

四の五の言わないとは言え、一応目標がないと意味がないので、月1kgづつは落としていきたいと思います。つまり8月に65kg、9月64kg、10月に入ると63kg台ですね。これは最低の数字なので、これ以上もウェルカム!

唯一気をつけることは、足底筋膜炎という持病を持っているのでそれを発病させないこと。症状出ると歩けなくなるし、そもそもガイディングができなくなってしまいますからね。

やり方があっているか知りませんが、とりあえずカロリー消費していきます。
ブログは1ヶ月半に1度まわってくるので、1ヶ月半後にどうなっているか結果を報告致します。結果にコミット、アキザップ!
右と左がクライマーの体
左から2番め(俺)がハイキングガイドの体(笑)、2018年
岳人からの企画を受けた時の心境は、宮沢りえがサンタフェを出した時の気持ちと同じだった筈
”きれいな自分を残しておきたい” っぽ。

2018年7月4日水曜日

Vol.130 怪我をして思う事

こんにちは。星野です。
北海道は只今大雨が降っています。前線がずっと停滞していて、なんだか北海道にも梅雨がやって来たような感じです。

僕はと言うと、5月に残雪で足を滑らせ怪我をしてしまいました。
ガイド試験の下見に行ってる最中で、もちろんその後の試験は受けれなかったのですが、この事故により、沢山の人に迷惑をかけお世話になりました。感謝しています。

そこで、事故の事を自分なりに考えてみます。
原因
・午後から天気が悪くなる予報が出ていたため少し急いでいた
・傾斜はあったが、距離も短く、雪も柔らかかったのでクランポンを付けなかった
・試験の下見中だったため、ガイディングではどうするかを考え、同じ場所を行ったり来たりしているうちに、慎重さを失っていた
・そもそもその場所が自分にとって危険だとは思っていなかった可能性がある?

事故は気を付けていても起こる時には起きてしまうとは思うのですが、今回に関しては慎重さに欠けていた、状況の評価、地形の評価、そして何より集中力、まだまだ出来ていないと反省しています。

今回は自力で下山したのですが、捻挫だろうと思って病院に行ったら実際は骨折していました。ここで考えるのがヘリを呼ぶべきだったのかどうか?です。僕の考えとしては自力で下りられる様ならなるべく自力で下りるべきだと思っていました。それは、ヘリを呼んだら恥ずかしいとかでは無く、勝手に登って勝手に怪我してるんだから迷惑かける人はなるべく少ない方が良い。と思ったからです。それでなくても、怪我する事によって、一緒に登っていた仲間に荷物を背負ってもらい、途中で会った友人にも荷物を持ってもらいポールを借り、車が運転できないから家族に迎えに来てもらい、試験もキャンセル、仕事も休み、病院を紹介してもらい、妻には身の回りの面倒を見てもらう、こんな感じで沢山の人に迷惑がかかる訳です。しかし、友人にこんな事も言われました。自力下山した事により悪化した可能性は?これはヘリを呼んでないのでわかりませんが、確かに医者には腫れがひどいね。動かして無ければもう少し腫れが軽かったかも?と言われました。友人の意見では、レスキューには人命救助の他にも早期社会復帰という思いもある様で、なるべく早く安静に病院に運ぶ事で、なるべく早く治して欲しいとも思っているそうです。僕にはこの考えは無かったので、貴重な意見でした。レスキュー隊ってすごいですね。

しかし、怪我はしてしまったのですが、持ち前の骨密度の高さと、良いお医者さんに手術して頂いた事で、なんとか登山、クライミング再開しています。怪我をして、沢山の人に迷惑を掛けたのですが、自分にとって良い事もありました。それは、子育ては出来ませんでしたが、毎日子守をする事により、息子が完全に自分に懐きました。こうゆう時間も大切なんだと実感しました。しかし、もう怪我はしないように気を付けたいと思います。

怪我の話で写真が無いので、綺麗な写真を一枚

南米ペルー、ワラス(HUARAZ)の街です。中央奥に見える山がワスカラン6768m。ケチュア族が暮らす、賑やかでカラフルな街でした。

2018年6月29日金曜日

Vol,129 山について僕が思うこと(テクノロジー)

皆さんこんばんは、谷です。
早いですね。もうブログの順番とは。
毎回、順番が来るたびに胃がキリキリする思いです(笑)
さて今回のお題は山で使う文明の力、すなわちテクノロジーです。
もちろん山にはマナーやルールがあり、持ち込んだものは持って帰る、自然へのインパクトは最小限など、常識的なことは当然みんな知っているとしと思います。
今回は新しく出てくる便利な道具たちについてどこまでが山にとってOKでどれ以上はやりすぎなのか新しい常識について考えてみたいと思います。

山で使うテクノロジーって何って話ですが、例えば
GPS、携帯などを使った衛星を利用した山岳天気予報、ヘリコプターやセスナでの入山、
近年になって使うことが増えてきた機械など、
これ大きくいうと登山やスキーのスタイルにも発展するんですが、(極地法など)
今回はとりあえず人間が生み出せないエネルギー、パワーまたは情報など、
使うことに対して少し考えたいなと思います。

まず、スマホ、GPS、ビーコン、無線、インリーチなどの機械類について考えたいと思います。

ビーコンですが、
まずこれに取って代わるものがありません。
これを持っていかないという選択肢は軽量化(シャベルもプローブも背負いたくないなど)?
もしくは雪崩れたら埋まるというより、滑落して死ぬなど、かなり際どい事をやっている人が持っていかないだけで、(ガイドの立場からはあまりオススメしない)
このテクノロジーを使うのは僕はありかなと考えます。
他人に迷惑かけますしね。探せないので。

次にGPS
これは地図読みができれば、要るか要らないかはかなり悩みます。
でも高度計は使っていいのになんでGPSは駄目なのって議論も変な気がしますね。
地図読みには高度計必須ですし、かなりの距離を歩くスキー縦走だとGPSは確実に必要な気もします。ホワイトアウトの時が特にですね。
ただバッテリーが切れた時のことを考えて、地図、コンパスは持って行くべきでしょう。
もちろん使える知識とともに。
スマホ便利ですね。いい地図ソフトがびっしり

余計な重みだという話もありましたが、近年スマホやGPS付きの腕時計などあるので
これは理由にはなりませんね。
あとログを取るにも便利ですしね。
ただ、これもログブックにメモを取りなさいって人もいるので答えは出ず。
あともう一つよく耳にするのが「GPSばかり使ってると地図が読めなくなる。」
これは僕はあまりあってるとは言い難いなと思います。
GPSだけじゃ無く地図も必須

GPSでルートプランする場合、基本、地図も家で使うし、読み方は地図と一緒なので。
余計に地図を読む機会が増えると思います。
私見としてはGPSはなくてもいける山行が多いので、未だにこのテクノロジーを使うことがフェアではないという人はいますが、これがないと出来ない水平の山、スキー縦走などでは
命綱なので、僕的にはありかなとおもいます。
インリーチというGPSやEmailさらに最新の天気予報が得られ
緊急救難信号を発信できる機器
これは位置を相手に知らせたり無事を知らせたり、
救難信号も出せるスポットという機器


無線とインリーチ、これは情報の部類に入ると思うので、衛星電話や天気予報など
含めて考えたいと思います。
無線はなぜか昔からあるものなので議論に上がりませんが、これも僕は新しいテクノロジーと一緒だと思います。
どちらかというと、これと衛星携帯やインリーチなどの緊急救難機器のどこが違うのかよくわからないですね。
無線も場所によればですが正確な天気予報が得られ、またコミュニケーションのツールとして救助にも役に立つ、そしてバッテリーも消費する。
このバッテリーを使う、人が生み出せないエネルギーという面ではGPSもビーコンも大差ないと考えます。
昔からあるものだからいいではなく、基本、山に対して、自然に対して、インパクトなくフェアにという面で言えば、この無線ってどうなんだろう、携帯電話もどうなんだろうということになります。
確かに昔の人たちは正確な天気予報を得られず、経験則や観天望気によって登山を行なっていたわけなので、これもなければないで、出来てしまうという意味でも考えてしまいますね。
また山に入るまで、「ベースキャンプまでは何を使ってもいい」、でも山行中は使ってはならない、という考え方もあるようですが、これも難しいですね。
何を持ってベースキャンプというかもわからないし。
ベースキャンプも山の中なので自然へのインパクトも計り知れない。
また器具を使わない代わりに人を100人使って登頂者1人って登山がいいのかというとそうでもないですし。
なので僕的には情報を得るディバイスはどれもありかなという感じですが、
ただ議論余地はかなりありますね。



さて次はヘリコプターやセスナを使っての入山、すなわちアプローチですね。
これ一番僕ら日本人には理解は難しいでしょうね。
なぜなら道路が山の中腹や下手すれば山頂付近まであるし、ゴンドラ、ロープウェイもたくさんある国で育った場合、
「んーヘリで入山。それズルじゃん。」ってなります。
でもそれがない国(これは先進国でも結構ある、特に北米)デナリのセスナで入山はどうなの?これもベースキャンプと同じでどこまでが適正なのか?
スキーの斜面を滑るために頂上に降ろしてもらって滑るのはやはりないわけですが。
かと言って最寄りの町や道路、公共交通機関からが登山となるとそれがない国はどうするのとなりますし。
体力面で考えてもヘリとセスナはダメで他の乗り物はいいの?ってなります。
シャモニーのミディのロープウェイは?登山鉄道は?はたまた車は?山小屋も泊まっちゃダメ?下にある集落も?海抜0から登るの?なんて言いだしたらきりがないですね。
ちなみにカナダは町がほとんどないので基本的にヘリやセスナ入山が多いです。町から100km離れてるの当たり前。
イメージでいうと松本から電車とバスがない状態で上高地に徳本峠経由で入ってから北アルプスの山行する感じなので、みんなその部分省くわけです。でもこれ島々宿から徳本歩いたことある人ならわかるように歴史のある一度は歩いていい道な訳です。でも穂高のベースは上高地。北尾根や東稜行くのにこれ毎回歩ける?って話ですよね。ベースは松本ではないわけです。
自然へのインパクトを考えてもヘリコプターとかの方が見た目すごいエネルギー使ってるかもしれないですが、西穂のロープウェイはどれだけのエネルギーを使って何人山に人を運んでいるかというと、一概に比較できません。
もし営業をやめてもヘリなら人工物は何も残りませんしね

実際、登山鉄道やロープウェイを作るのに
何年の月日がかかり、どれだけのインパクトが自然にあるか計り知れない。
歩けば数時間、作れば最低でも数年。


そしてこのカテゴリーは今までのテクノロジーと違い、実際に肉体的に関わってくるものなので、慎重に議論が必要かなと思います。

ただ一つ言えるのが、これは山によりけりかなと、その山行のスタイルや目標(壁や斜面)によりけりと思うのです。
なので議論せずに、その山に行かずにヘリを使った時点でダメ、ではなくその山一つ一つにある程度の共通認識がみんなで議論してあるといいですよね。

なので議論する、初登者たちの意見を聞く、さらには世間一般の意見も聞いて進めていく必要があるのかなと思います。
「俺は自分の山だけやってりゃいい」と無視しててダメですし、「あの人がやってるのは登山じゃない」と無視するのも良くないですね、やっぱり山をやる同じ人間として。

ちなみにロッキーでもMtヤムナスカのクラシックルートにボルトが足されたり、昔のピトンが抜かれて問題なってます。特に北米人は危険だったら打てばいいという感覚が強いので、問題になりやすい。またその初登者がヤムナスカのベースに謎のボルトを打ちまくっているので誰も注意できないという事態にも発展していて問題が膨らんでいてこれも困ったもんです。
ルートや山はみんなのものという考え方も必要かなと。

アプローチの話をしてるのに話が逸れました。このボルトやルートのトピックはまた後日話しますね。

ただ登山やスキーの中でその道具や器具や情報が無くて出来るもの、無くていいものを山に持ち込む、これすなわち後退だと思います。ただその新しいテクノロジーを駆使することによって、今までできなかった登山、スキーなどが出来るこれは大いにアリなんではないかなとも思うのです。

また、こういう話をすることが登山界の教育の場になるとも思います。
近年クラブに属する若者が減りこういうことを学ぶことが少なくなってきました。
そして私たちガイドはどうしてもセーフティーのマージンを多く取るため、安全なディバイスをより多く持っていきがちですし、ボルトも足しすぎです。
一登山者として登山の本質である冒険という部分をやはり少しでも学ぶ機会が増えればと思いますね。


今回の案件を簡単にまとめてみました。(他にも色々考える機器ありそうですが)
ビーコン ◯
GPS   △(地図が使えるなど、まだ議論の余地あり)
無線機、衛星携帯、インリーチ △(緊急用ならいいが天気予報を常時得ることはどうか?)
ヘリコプター、セスナ △(ロープウェイ、ゴンドラ、登山鉄道とどう違うのか?山によりけり、これはスタイルと同様、議論が必要。ただしもし使わずにやったことはプラスに評価できる?例えばモーターボート使った場合、カヤックとか)

という結果でした。


さて答えはすぐには出ませんが、こういう議論をして考えていく中で案外、誰も考えつかない山行のアイデアが浮かんでくるかもしれませんよ。
そんな山行が人生に一回でもできれば山をやる人間として幸せかもしれませんね。
ではまた。








2018年6月21日木曜日

Vol.128 育児の鬼が5.12を登るまで - その1 -

お晩です!スノーシーズンが終わり、山はすっかりグリーンシーズンですね。

無雪期に山に行くのを抑制することで家庭内のポイントを稼ぎ(本当に貯まっているのかは不明)、冬にそれをやり繰りして山に通いながら、なんとか正気を保っているカネイワは、現在完全に育児の鬼と化しております。青春を謳歌する者たちを怨みながら、湿ったおむつや子供がまぜまぜした納豆とみそ汁の残飯を胃に流し込む、恐ろしい怪物であります。子供が生まれてからは(お陰様で息子も2歳になりました)、この時季になるといつも行き所の無い脳内物質と書くことの無いブログ当番の処理に困っております。

最寄りの岩場の1つ、河又

しかしながら、今年は幸いにも4年に一度のワールドカップがあります。家にいる間、育児と家事以外にほとんどすることのない今(これを妻に読まれると多分すごく良くないことになる)、小中高と中途半端にサッカー部に所属してきた(途中で入ったり辞めたりしてきた)私としては、日本代表の試合を観戦することは欠かせません。これほど真剣に、ハラハラドキドキしながら観戦できるスポーツ、優勝する見込みがほとんど無いとわかりながら、それでも応援できるようなチームは他に無いからです。

本来は未だ興奮冷めやらないワールドカップ・コロンビア戦について書きたいところですが、さすがに誰にも求められていないので、前置きはこの辺にして本題に入りたいと思います。

巧さと狡さをあわせもつウルグアイのFW

クライミング略歴

私がクライミングを始めた(近所のボルダリングジムに通い始めた)のは2012年の冬でしたので、今年で7年目に入ったということになります。それでいてレッドポイントの最高グレードはいまだ5.11aを超えず、最近は自身を「非クライマーであり山スキーヤー」と定義することで「難しいクライミングはしなくていい」と自分を甘やかし続けてきました。サッカー日本代表の試合を最も楽しめるのが、リアルタイムで観るアジア最終予選であるように、クライミングが一番楽しめるのは5.9-の爽快なマルチピッチのオンサイトであると信じて止みません。

キャンモア至近のマルチピッチルート。こんなのが沢山あれば...

とはいえ、同時に成長しない自分へのもどかしさや情けなさも痛いほど感じています。なにより、5.9くらいのマルチピッチが無数にありそうなカナディアンロッキーならいざ知らず、そういうルートが数えるほどしかないような日本では、このままでは先がありません。

やりたいことが他にあればいいのでしょうが、2006年に屋久島の太忠岳を訪れて以来、あるいは2011年にはじめて瑞牆山に登って以来、このような花崗岩の岩峰に自由に登ってみたいという願望が消えないのです。それならば、もう少しクライミングを頑張るしかない…ですね。

小ヤスリから見た瑞牆山の岩峰群

目標を設定する

ここ数年、冬~春に山スキー、夏~秋にクライミングというサイクルで、そのクライミングも戦略なき練習でただがむしゃらに登ることにより、シーズン途中で肘を痛めて中断。そのままの流れでスキーに逃げる、というサイクルを繰り返してきました。2014年以来最高グレードも更新していません。これまで自分はクライミングが苦手で「努力しても5.11程度」とさして努力もせずに言ってきました。「一番強かったのは自分で作った壁だった」と言えるでしょう。

一方でポテンシャルはある、と周囲にはごくたまに言われてきました。ときに「前腕は五段」と称される腕の太さだったり、無駄な筋肉質が誤解を生んだ可能性はありますが、運動神経は悪くない方だし(そこまで必要はなさそうですが)、脚は強いはず。柔軟性はそこそこで身長は164センチと低いけれど、62キロと極端に太ってもいない(BMIが23.05で適性体重から+2.83kgと出た)。クライミングのセンスは感じられませんが、もう少し頭を使って努力すれば、もっとできるはずだ。

まとめて譲ってもらったクラシックな本たち

そこで、今回はちょっと高めの目標(あくまでも自分の中で)を設定したいと思います。ここに友人にもらった良い本があるので、これにならい「5.12(a)」とします。よく「普通の人でも登れる」と言われるグレードではないでしょうか。しかし目標を設定して宣言しただけでは、敗北宣言をいとわない私は、また雪の便りとともに山に逃げてしまうでしょうから、なんらかの「制約と誓約」が必要です。

なので、これをクリアするまで滑らないという心構えを持った感じでいきたいなぁ、となんとなく考えています。ん?

それだけだと少し弱いな。

早まるな。5.12を登るまで山スキーをしないというのはただの前提条件だ。

それじゃ、どんな誓約(ルール)を?


はずはありませんが、それなりにこだわってやっていきたいと思います。

具体的な方法

情報が溢れていて何を信じていいのかわからないので、もう教科書はこれ(1997年と少し古いバージョン)でいこうと思います(リン・ヒルも褒めているし)。トレーニング理論やコンディショニング論は日々進化していると思いますが、グレードは昔から変わっていないはずなので、5.12までならきっとこれでいけるでしょう。本の内容はこれから著作権に抵触しない程度に触れていきたいと思います。

この中身がずっと気になっていた

それと、今まで自分自身を信じられないこと、そして理由なき恐怖(支点が比較的しっかりしたスポートクライミングでも落ちるのが恐かった)から己の限界を設定し、それが足かせとなって成長することが出来なかった(と思う)ので、今回は他者、すなわち自分より経験や実力のあるクライマーの言うこと(その考え方や方法論)を信じてみようと思います。

具体的には、身近にいるエリートクライマー・メタフォース様の言ったこと。すなわち「忍者返し(最近やっと登れたボルダーの登竜門的な課題)が登れれば、イエロークラッシュ(小川山にあるという5.12a)の核心はできるし、このルートを登る力は確実にあるだろう(何回のトライが必要になるかはわからないが)」というもの。私が最終的に登りたい「岩峰たち」は花崗岩であることが多いので、できれば同じ花崗岩のルートを攻めて、切羽詰まったら「お買い得」と呼ばれるようなルートを打ちまくる感じでいきます。

あとは、いかにポイントを失わずに岩場に出かける(目標のルートにトライする)機会を作るかですが、それよりもまず日々のトレーニングとコンディショニングを充実させることが大事になりそうです。

巻末あたりにあるピラミッド図を汚す

さて、早速この本にしたがってこれまで登ったルートをたな卸ししてみたところ、限界グレードである5.11aを登ったのはいずれも石灰岩で割と「ワンポイント核心」のルートだらけでした。今のところ、花崗岩の、それも12aとか全然登れる気がしていませんが、最悪登れなかった場合、メタ様の指導が悪いということにするという逃げ道を残して、しばらく頑張ってみたいと思います。