氷原の上の景色 |
168回目のブログは秋山が担当させて頂きます。
はるか昔のVol.20でカナダの氷河スキーについて触れさせいただき、その中でも紹介した”ワプタトラバース”。今日はこのトラバースを少し掘り下げて紹介したいと思います。
ちなみに、トラバースというのは縦走という意味ですね。
ロープを繋いで氷河を縦走 |
こんな素敵な小屋に宿泊できます |
小屋はVol61で紹介したカナダ山岳会が所有するものです。
そんなワプタトラバース。カナダに春スキーに来るのであれば、是非トライして頂きたいコースです。
スペックは
距離:44km (ペイト小屋インの場合)
標高差 : 2200m
宿泊数 : 3泊4日以上がおすすめ
宿泊小屋 : Payto hut, Bow hut, Balfour hut, Scott Duncun hut
必要スキル : ホワイトアウトナビゲーション、氷河スキー、クレバスレスキュー
荷物 : 15kgほど
こんな感じでしょうか?
氷河スキー部門においては入門編のコースです。とは言っても木がないので一旦天気が崩れるとピンポン玉の中にいるような状態になり、高度なナビゲーションスキルが問われます。ですので、もし自分達のみで行く場合でホワイトアウトに自信がない場合は、積極的に停滞することをおすすめします。
前の人も見えなくなるコンディション |
行程詳細は、安心、安全、イケてるガイド会社オンサイトカナダのホームページに詳しく出ているので、そちらを参照ください。
ワプタトラバースツアー行程
日本は春の立山シーズンに入ると思いますが、4月末のカナダも航空券も安く、山も空いていて、かつ雪もたくさん。ゴールデンウィークで休みもある。実はおすすめの季節の一つです。
スキーシーズンも残り約2ヶ月。みなさま引き続き安全にお楽しみください!!
4月末でもパウダーあります |
寝床は雑魚寝形式 |
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