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2019年3月29日金曜日

Vol.166 ウィンドタワー カナディアンロッキーの登頂その11




ご無沙汰してます。谷です。
もう春めいてる日本ですよね。
ロックのシーズンですか?まだ春山?それとも里山ハイキングでしょうか?
こちらバンフも今日は最高気温15度で暖かいです。
さて夏も近づいてきたので、登頂シリーズをUPしてモチベーション上げて行きましょう。
ちなみに過去のロッキーの登頂ブログのリンクはこちら🔽

Mtヤムナスカ
バウンダリーピーク
ハーリンピーク
バカブー イーストポスト
ロダーピーク
テンピークス Mtリトル
ウィルコックスピーク
Mtバルディ
ワプタ Mtトンプソン
Mtアシニボイン

今回紹介するのはウインドタワーというキャンモアから車で30分ほどのカナナスキスというエリアにある山で、特殊な技術がなくても登れるロッキーの数少ない山の一つ。

しかもそんなに長くなく、眺めは最高というスクランブルの山としては珍しく?程よい山です、なので若者のクライミングのレスト日にも、もってこい。


駐車場が少しわかりづらいのでデータ載せておきます。
キャンモアからグラッシーレイク側、ハイウェイ742号線を南下しましょう。30分ほどで写真にあるSpurling creekという沢に差し掛かります。小さな駐車場なので見逃さないように。わからない人はグーグルマップであらかじめ調べておいた方がいいと思います。

冒頭の写真はキャンモアの街側から見ているのですが、裏側は緩やかな優しい山容。
標高2410mのこの山は行程は往復約10km、約900m登りになります。
時期は5月の後半から10月半ばの雪が降るまでが適期ですね。
実はこのくらいの中級レベルの登頂の山は本当にロッキーには少ないのです。
日本人が知ってるロッキーの登山はハイキング道が整備されていて、簡単で登頂なし。
か、デカくて難しいクライミングと氷河の山しか基本、紹介されません。
僕が今まで何個か紹介してますが、このウインドタワーが初級者から中級者にもってこいの本当にオススメの山の一つ。
だいたい約5−6時間で行って帰ってこれるので気軽に取り付けるし、何より登頂ができるってやはり嬉しいですよね。


登山の始まり、このような森を抜けて森林限界を目指す。
ウィンドパスにて。早い人ならここまで1時間ほど。ここまででも来る価値があり!
ウインドパスからハイウェイ1号線を眺める。
パスから頂上。眩しい。
がれ場と簡単な岩場を通過していく。
特に難しい箇所もなく眺めはどんどん広がる。

最後のがれ場の登り。ちなみにロッキーは登山者が少ないので、
がれ場はいつも安定しない。
つまり日本やヨーロッパに比べるとがれ場が格段に悪い。
がここのがれ場はかなり安定しているので、日本人にも楽しめる。

頂上からキャンモア側を眺める。
やはり登頂の醍醐味はこれ。高い場所がここ以上ない。


アイスラインとか、ラーチバレー、レイクオハラのアルパインコースと同じレベルで頂上まで登れる感じですね。

さらに僕の主観だと、登頂できるスクランブルの他の山、バルディ、ハートマウンテン、ヤムナスカ、EEOR、ハーリンと比べても安全に登れるピークと感じます。
ぜひこの夏の日帰り登頂に入れて見たらいかがですか?
もし自分だけで不安ならガイドを雇えば安心安全です。

では夏が待ちどうしくなったところでアイスクライミングのガイドに行ってきます!!






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