チーム「Link∞UP」は日本と北米の‘愉快で有益な’「マウンテンライフ」情報を日本と英語圏において共有をすること。 その生活を‘一生懸命楽しんでいる人達’のコネクション強化を図ることを目的に活動しています。 日本や北米でのマウンテンライフについて情報の欲しい方や私達に興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

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2019年9月17日火曜日

Vol.190 タカカウ滝ルート ロッキーで最もユニークなロッククライミング

カナダ クライミング ヨーホー国立公園 タカカウ滝

皆様こんにちは。今週は山田トシが担当します。今年の夏は主にロッククライミングガイドの仕事をして自分の経験を積んでいました。その中でも、

ヨーホー国立公園にあるタカカウ滝ルート(5.7,12p)

は是非ロッキーに来て登ってほしいクライミングルートだと自分が複数回登り、そしてお客様満足度の高さから確信を得たので、ここで紹介したいと思います。登って欲しいと思う理由は、

  1. 素晴らしいロケーション(カナダ第二の落差を誇る380mの滝の直ぐ脇を登る)
  2. クライミングとケービング(洞窟探検)を同時に楽しむことができる
  3. アンカーには全てボルトが設置してあるので、基本的な技術があれば快適なクライミングができ、且つトラッドギア(カム0.4~2番)も使用するので満足度が高い。
  4. ルートを登り切ると観光地としても有名な滝の上に立つことができる
  5. アプローチが激近(20分~30分)
  6. 滝から放出されるマイナスイオン効果で身体が活性化される(多分)
などなど沢山あります。

タカカウ滝 落差380m カナダ第二位 ヨーホー国立公園 クライミング

ルートはこんな感じ上部の点線部が洞窟部分

タカカウ滝 クライミング ヨーホー国立公園 

前半部分は高度感満点のトラバース(横移動)をして滝に近づいていく

ロープワーク カナダ ヨーホー国立公園 クライミング タカカウ滝
ロープマネージメントをきちんとしていきましょう


カナディアンロッキーのクライミングの良い所

比較的安全でストレスが少ないボルトルート。簡単なグレード。そして長いマルチピッチクライミングを体験できる。

マルチピッチクライミングの反復練習が簡単にできる



動画でタカカウ滝の迫力をどうぞ



タカカウ滝 クライミング カナディアンロッキー ヨーホー国立公園

この高度感半端ないっす。

タカカウ滝 クライミング カナディアンロッキー ヨーホー国立公園

気分も最高
タカカウ滝 クライミング 洞窟 ケービング ヨーホー国立公園 カナディアンロッキー
お待ちかねの洞窟探検

タカカウ滝ルート名物のケービング

クライミングの途中でこんなことをさせてくれるルート他にありますかね?

タカカウ滝 ハネムーン クライミング カナディアンロッキー ヨーホー国立公園
ハネムーンギフト発見 from ボブ菊池

リンクアップメンバーのボブ菊池によるハネムーンギフト!!(普段はありません)

この時は友人がハネムーン旅行でカナダに来てくれていました。僕がタカカウ滝を案内し、仲間のボブ菊池が先回りをして、ルートを登り切った場所にネムーンギフトを仕込んでおくという粋な計らいをしました。

懸垂下降 タカカウ滝 ヨーホー国立公園 カナディアンロッキー
懸垂下降で同ルートを下降する

カナディアンロッキーのクライミングの良い所その②

ボルトのアンカーで比較的安全、長いルートが多くそして同ルート下降が多い

みんな苦手な懸垂下降の反復練習が簡単にできる


タカカウ滝 クライミング ヨーホー国立公園 カナディアンロッキー
最後まで読んで頂きありがとうございました

カナディアンロッキーのロッククライミング

是非体験しに来てください。

今年、私の所属するヤムナスカで数少ない日本人のお客さんのクライミングガイドしたブログはこちらから見れます。

クライミングインフォメーション

タカカウ滝ルート(適期 7月から9月上旬 冬季道路閉鎖+壁が濡れてるため)

・ロープ50m×2 推奨(全て懸垂をする場合50mが二本必要)※洞窟を再度這って戻るなら60mロープ一本でも可能。

・クイックドロー(アルパインドロー)計10本(アンカーキットを含む)

・キャメロット(0.4~2番)

ガイドブック Banff rock [Chirs Perry]
トポ (PDF)

それではまた!!









2016年9月6日火曜日

Vol.36 目指せロックガイド

 皆さんこんにちは。今週は山田トシが明日から始まるロックガイド試験のために準備してきたことを書きたいと思います。まずはロックガイドとはなんぞやということですが、カナダ山岳協会(ACMG)にはマウンテンストリームという流れがあってロックガイド(クライミングガイド)→アルパインガイド(山岳ガイド)→マウンテンガイド(国際ガイド)というカテゴリーに分かれています。
今回私がロックガイドになれば雪や氷河のない岩山や岩壁をガイドすることができるようになります。ロッキーのほとんどの山々はその名の通り険しいので頂上に立つには
スクランブル(ロープを使わない岩登り)やクライミング技術が必要になってきます。
メンバーの剛士さんはその上級クラスのアルパインガイドなので氷河を抱いた高山だろうと冬のアイスクライミングもガイドできるのです。
また、マウンテンストリームにはクライミング以外にもスキーの流れもあり、裕司さんはスキーガイドです。そして、アルパインガイドとスキーガイドの資格を持つ人間がマウンテンガイドになることができます。僕の当面の目標はアルパインガイドになることですので、まずはロックガイドに挑戦しているわけであります。
 橋を使ってのレスキュートレーニング。今まで登りにばかり集中してきたのでロープワークは苦手。でも今回この試験を受けるにあたって基礎から学びなおしとても良い勉強になりました。ガイドとしてだけではなく、パートナーを守る技術としても必須ですね。
 以前ご紹介したヤムナスカでのトレーニング。試験コースとしてヤムナスカは何度も通いました。本当にガイディングしづらい壁です。こんなトラバースするルートへお客さんを連れて行くのかという感じですが、こんな所もガイド技術を使って限りなく安全にガイドしなくてはなりません。(注)夜間クライミングの練習は必要ありません。
 上の二枚の写真も試験コースの一つです。このルートはクライミングが始まってしまえば問題ないのだけれど、取り付きに行くまでのアプローチ(写真上、赤線がクライミングライン)と登り終えた後(写真下)の懸垂下降支点までの下降が難しい。自分では何でもないポイントほどガイディングのセンスと判断が必要になります。
 ロッキーから離れてお隣のブリティッシュコロンビア州でもトレーニング。最近買い換えた車を早速ぼこぼこのオフロードを走らせ登山口に到着。車壊れるかと思いました。
 綺麗な湖の奥にショートロープトレーニングに最適な尾根を発見(赤線)。早速ガイドモードでトレーニング。冒頭の写真に繋がります。
どこで確保するか、どのように確保するか考えることがいっぱいです。
 時間がない日は試験コースの下見だけでもしたい。一緒試験を受ける友人と終始同時登攀で駆け上がりルートチェック。
 ガイドは仕事なれど自分自身もやっぱり楽しみたい。しっかりとした技術を持ってお客さんと登る楽しさを共有できるガイドになりたいです。

登り終えた後にこんな景色が見れたら最高ですね。明日からの試験全力で頑張ります。