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2019年2月5日火曜日

Yukon climbing report Backnumber vol.141


Fish Lake



 This story was written by Toshiyuki Yamada
                                                                                                Translated by Yumiko Mori


This summer I took almost a month break from work. It was namely for "Alpine Guide exam preparation" but I took an advantage of the situation to the most and climbed around the Rockies. It was very simple like this. Finding a project, working on and accomplishing it and then finding another projects. This routine makes me think that what I have been doing hasn't changed at all since I was a university student in Japan. But one certain thing is that I have definitely gained significant amount of experiences, skills and knowledge since then. And now I am starting to define this is my path and life is all about.



When that fun and short summer ended, my guiding company offered a great opportunity to work in Yukon for a month of October. One of the perks of being a Guide is that you get to go new places. My motto as a guide is "you need to enjoy yourself first then this attitudes lead to the satisfaction of customers" Yukon in fall attracts many tourists who are looking to grasp the beauty of leaves changing colours and aurora.  Sadly I didn't see climbers much...But my friend who is a local in the area said there are climbing areas in Yukon which is promising!! Although I only got two days off during my stay in Yukon, somehow? I managed to make three days (?) of climbing while I was in Yukon.


You won't have problems finding parking spots...

 The area called Acropolice in Yukon.  This area reminds me of Smoke Bluff in Squamish. It locates just behind the residential area.       (Photo below) 

Well stepped trail

Breathtaking view of populus trees' yellow leaves.

Impressed by the well maintained trails 

We have quite similar climbing spots like this in my hometown 

 Here the rock consists of granite. I guess the formation of the rock in the west part of Canada is granite like Squamish and Waddington.   This area was 10 minutes away from the city by car and 5 minutes approach. The walls were about 12-20m and have roughly 10 lines ranging from 5.8 to 5.12a . They've got some classic lines and even though they are short. Overall it was my first free climbing on granite wall for the last three years since I moved to the Rockies. I absolutely enjoyed the unique characteristics of the granite has.


Crucifix - signature line at the Lower Rock Garden (5.11a)


 This is another area called Rock Garden. 5 minutes by a car, 5 minutes approach and it's the closest area from Whitehorse. This becomes a venue of a climbing night hosted by ACC Yukon branch that occurs every Wednesday or Thursday evening during the summer time. Since I didn't bring cams, we did top rope climbing. For a person like me that has been so used to limestone climbing, delicate edging techniques that granite requires was refreshing.


Upper Rock Garden

 This area hosts the most difficult line in Yukon called "Yesterday's Enterprise 12c" I didn't try that line and I tried the smooth faced line "Pin Heads from space 11b" next to the line instead. But the first couple of moves were absolutely difficult so it ended almost like managing to top out somehow. Personally I found this 11b was way harder than 12a that I climbed in Acropolice area.

Nothing can go better than this combination 

Please find Yukon's climbing info http://www.climbyukon.net/

Patagonia in far north
Tombstone Territorial Park that locates 550km north of Whitehorse hosts Monolis that is also called as far north Patagonia. It isn't so popular and I haven't heard climbers going there. But for me, this place seems to be a full of possibilities.  Maybe one day I can draw a line in the area.
  
 When you get a chance to go to Yukon next time, I strongly suggest to add complete climbing gear  set to your what to bring list.


Tombstone Territorial Park

Thank you for reading!

2018年9月19日水曜日

Vol.141 極北のユーコン クライミングレポート


フィッシュレイク 満開の紅葉


 皆様こんにちは。今回は極北のユーコンから山田トシが担当します。今年の夏はあまり仕事をせずに、ガイドトレーニングと称して山のクラシックルートに出かけたり、スポーツクライミングに打ち込んでいました。プロジェクトが登れ、そしてまた新しいプロジェクトを見つける。やってることは学生の時と変わってない。でも山やクライミングの経験値だけは着実に増えている。そしてこれからもこのライフスタイルだけは貫きたい!と強く思いました。

 そんな楽しかったロッキーの夏は過ぎ、今回は私の住むカナディアンロッキーから更に北西約2200キロ離れたユーコン準州の州都ホワイトホース周辺でのクライミングをご紹介したいと思います。以前から私の所属しているヤムナスカに「ユーコンへ行きたい」という要望を出しており、それがようやく今年叶いました。ガイド業の愉しみの一つは自分の行きたい所へ仕事で行けること。お客さんに満足して頂くにはまず自分からというのが私のモットーであります。ユーコンはオーロラ、紅葉でこの時期沢山のお客さんで賑わいます。残念ながらクライマーはいませんね。しかし「岩場はあるよ」という現地の友人Kくんにガイドをお願いし、2日しかない休みで3日?クライミングに出かけることができました。足を痛めていたにも関わらず付き合ってくれてありがとう!!

のんびりしたユーコンらしく駐車場もこんな緩い感じ

 最近開拓されたばかりの「アクロポリス」というエリア。スコーミッシュのスモークブラフを彷彿とさせる住宅街の裏が岩場という素晴らしいロケーション。

踏み後はしっかり

秋のユーコンの紅葉もロッキーと同じように美しい。ポプラの黄色が綺麗でした。

ユーコナー(ユーコン人)のしっかりした整備に感謝

ホームゲレンデの豊田や瑞浪のようなシチュエーション

 岩質はほとんどのエリアが花崗岩のようです。スコーミッシュといいワディントンといいカナダ西海岸のエリアは花崗岩地帯なのですかね?この岩場車で10分、アプローチは5分。岩の高さは大体12m~20mくらいで5.8~5.12aまで10本程度のルートがある。クラックも数本あり、短いながら花崗岩ならではのデリケートでカチッとしたクライミングが楽しめる。ロッキーに来てから花崗岩のフリーを楽しんだのは3年以上ぶり。テンションもアゲアゲでした。12aも登りましたが、友人曰くトライしているのを見たのは2人目だそうです。頑張れユーコナー!!

ロワーロックガーデンの看板ルートCrucifix
真ん中に走るクラックからダイレクトにフェースを登る11aの三ツ星ライン。

 こちらは別のロックガーデンというエリア。ホワイトホースから一番近いエリアで街から車で5分、アプローチ5分のザ・ゲレンデ。夏の時期は毎週水曜日?か木曜日?にアルパインクラブカナダ・ユーコン支部が主催するクライミングナイトを開催し、みんなで集まってワイワイクライミングをするよう。
カムが無いのでトップロープでしたが、際どいクライミングでした。普段石灰岩しか登ってないと細かいエッジングは慣れが要りますね。

アッパーロックガーデン

 こちらはユーコン最難の「Yesterday's Enterprise 12c」があるエリア。それはやらずに見た目からのっぺりと連れなさそうな隣の「Pin Heads from space 11b」にトライしましたが、出だしの数手が強烈に難しくトップアウトするのが精一杯でした。登った12aより数段難しい。

ホワイトホースの地ビール「Yukon Brewing」の限定ビール
とユーコン唯一のガイドブック
登った後はその地のビールを飲むのがカナダ流。
ユーコンのクライミング情報はこちらから

極北のパタゴニア

 ホワイトホースから550キロ北にあるトゥームストーン準州立公園に存在する岩峰「モノリス」。極北のパタゴニアと言われるエリアです。有名でもなく、クライマーはほぼ皆無のエリア。可能性は未知数。いつかあの岩峰にラインを引いてみたい。
 
 是非ユーコンに行く機会があれば、持ち物リストに「クライミングギア一式」を追加し、手つかずの大自然でクライミングを楽しんではいかかでしょうか。


赤く染まるツンドラの大自然 トゥームストーン準州立公園 

告知
10月19日金曜日 名古屋にてリンクアップスライドショー開催します。
カナダの山に興味のある方は是非参加してください。詳細はこちらからどうぞ


2016年10月18日火曜日

Vol.42 ユーコン川旅行記②

さて皆さん、食欲の秋を楽しんでいますか?
朝晩の冷え込みは上着が欲しくなる今日この頃、富山の街中では紅葉はしていないながらも肌寒で秋を感じます。

早速ですがVol.35でユーコン川をカヌーで旅する前編を紹介しましたが、今回は待ちに待った後編をお送りします。
全8日間のカヌー旅の5日目からゴールまで、早いものでユーコンの旅も終わりに近づきます。
今回も当時の日記に基づいて書いていきます。
写真も多めに用意しましたよ。
ではスタート!


2013/8/1 Thu Day5

曇りのち晴れ。


朝食を済ませる頃、昨夜の愉快なおっちゃん達が出発するようなのでお見送りをする。
ユーコンを知り尽くしたガイドのようなおじさん、ムース料理をご馳走してれたぽっこりお腹の彼はエンジン付きボートを操る。良い旅を!
我々は少しのんびりしながら11時すぎに出港。


今日は20kmの行程なので漕がずにゆっくり進む。場所にもよるがユーコンの流速は10km/hほどという情報があって、計算ではボートに乗っているだけで今日の行程は2時間で終わる。
天気が良くなり心地よい川下りだ、流れもほどほどあって気持ちが良い。
途中、休憩で寄ったログキャビンには酒瓶が大量にあった。いつの時代も旅に酒は付き物だということだ、特にゆったりした川下りでは格別ですね。

疲れたら日向ぼっこしたりと優雅に川を下り、14時くらいには地図上のgood sandy campに到着、我々だけのようで雰囲気もいい。名前の通り歩きやすい砂地の場所だ。


テントを張る、食事、トイレ、焚き火、それぞれの場所を探しながら散策するとムース、クマ、ビーバーの足跡があった!
ムースは昨夜食べたが大型の鹿でヘラジカとも言われている。
クマはブラックベアーと思われる、やはりテント場と食事をする場所は距離を離した方が安心して眠れそうだ。



雨が降ってきたのでテントへ、しばらく休んでから飲み水を準備をする。今回は持参した飲料水がなくなったら川の水を煮沸して使用することにしている、ただ飲料用については持参した浄水器で処理したものにした。煮沸すれば問題ないらしいが、今回の場所のように砂が混じるとあまりいい気分ではない。

日が高いうちに水浴び、そして洗濯、水温は気持ちいいくらいの冷たさだが日が陰ると寒いので太陽が出ている時を選んだ方が無難です。



21時ごろから釣りをしてみたが小さいのが一匹、これはリリースした。



薄暗くなってくるとフクロウらしい鳴き声が聞こえ始めキャンプファイヤー開始だ。
もちろん酒盛りスタート、いつまでも薄明るいので0時すぎにカヌーを漕ぐツワモノもいた。
森から聞こえる動物の声と川の音をBGMに目を閉じる。



8/2 Fri Day6

晴れ。
朝になるとテントの近くに新たな足跡、辿ってみたが主には会えず。

11時ごろに出発、今日は長く漕ぎます。と言いながらも漕ぐ手を止めて釣り糸を垂らす。

Little Salmonという村に着き上陸、ここには高速が通っていてオートキャンプ場があった。少し歩いて昔の村の跡らしきものを見学してからキャンプ地へ。
時間があれば寄れそうなところはたくさんあります、この辺りからは車が走る道が近くにあり日常の世界が迫っています。


今日のキャンプ地は、なかなか雰囲気が良かった。川に近い位置にファイヤーピットを整備して、たき火&夕食。


ここで少し食事の話をしておきましょう。基本的にボートなのでかなり持っていけます。
冷やす必要があるものはクーラーボックスが冷えている2日目まででした、生肉とか。
我々が持って行ったのは、自宅で簡単ご飯ができるインスタントフードです。
これ便利です、パスタや生米やソーセージなどを追加してボリュームアップ。
我々が好きだったのが2つあって、Uncle Ben'sとKnorr。アンクルベンもクノールもどちらも数種の味付け、パスタと米の選択ができて飽きません。たまにハズレの味もあるので注意!!

そして朝食で使っていたマッシュポテト、乾燥のもので便利ですが味がないのでお好みでどうぞ。


食後にのんびり川を眺めていると
対岸からのニャーという鳴き声、双眼鏡で観察してみるとLinxのようです。
ヤマネコ観察後に釣り、今日は釣れず。
酒を片手に日が暮れるのを眺めて過ごす、6日目が終わる。 


8/3 Sat Day7

晴れ時々曇り、風は強い。
朝食のマッシュポテトをいただき、ゆっくり目の時間に出発。

途中で舵取りを交代しながら進む。2人乗りカヌーでは後ろが舵取り、前がエンジンのような感じです。流れがあれば漕がなくてもたまに舵取りしていれば快適に進みます。


再度交代後にキャンプ地へ、目的のキャンプ地good campがわからず下流のfair campへ。
地図を見ながら探すが川岸が削られ崖のようになっていると上がり口を見落としてしまいます。特に川幅が広い場所では早めにキャンプ地がある側へ向かう必要があります。

14時半くらいに到着、テント設営後に軽食を取り釣りへ。まったく釣れず。


20時ごろ、別パーティーが上陸。久しぶりに賑やかである。
2家族、子ども連れ。子供達は森を駆け回り夜まで元気です。どこの国も同じね!



この旅で最後のキャンプなのでファイヤーは盛大に、そして我々だけではないので賑やかに夜は更けていきました。


8/4 Sun Day8 最終日

小雨の朝。
ツェルトの中で朝食、食後には雨が上がり我々は出発。
子供達は朝から元気、地元の家族でした。



まったりゆっくり最終日の漕ぎを楽しむ。13時前にはゴール地点であるカーマックスのキャンプ場に上陸。
約320km、7泊8日の旅。ありがとうYukon。そしてパートナーである妻に感謝。


スタート地まで運んでくれる車が19時にならないと来ないと言われ、5時間ほど待つことにした。川の駅、道の駅、キャンプ場になっていてバーガーを食べて、久しぶりのシャワーを浴びたりしながら待つ。
ここからさらに下っていく人もいる、ドーソンシティーを目指す補給地でもある。



ピックアップのおっちゃんが到着、風貌に怪しさがあったが、優しい彼の運転で2時間半でホワイトホースに戻りました。
日曜なので店がやってなくてウロウロ、ボストンピザに入り遅めの夕食と旅の打ち上げにビールをいただく。

久しぶりの我が家に戻りホッと一息。やっぱり家が1番、移動可能な我が家はWalmartの駐車場にありました。
最後にユーコン川下りをして感じた持ち物について触れて終わりたいと思います。
カヌー関連、キャンプ用品はレンタルもできるので、それ以外で持っていくならという物たちです。手斧、折りたたみノコギリ、釣り具、双眼鏡、浄水器、そしてあり余るほどの酒。我々は酒がだいぶ不足、斧とノコギリがあると焚き火が楽にできます。それとよく蚊が多かったでしょ?と聞かれましたがこの1週間、ほとんど問題ありませんでした。念のために蚊取り線香はあった方がいいですね。


是非、行ってみて下さい。いいところです。
翌日、アラスカへ向かいました。
おしまい。