チーム「Link∞UP」は日本と北米の‘愉快で有益な’「マウンテンライフ」情報を日本と英語圏において共有をすること。 その生活を‘一生懸命楽しんでいる人達’のコネクション強化を図ることを目的に活動しています。 日本や北米でのマウンテンライフについて情報の欲しい方や私達に興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

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2019年10月27日日曜日

Vol.195 冬のはじまり

 どうも、スキーブーツがリコールで新品になってホクホクのBobです。

日本は例年にない台風とその後も大雨で、浸水被害や道路が通行止めになったりと大変な地域もあると思いますが、皆様台風の被害は大丈夫でしたでしょうか? 被害に合われた地域では一刻も早い復旧を祈ります。

そんな中ですが、ロッキーでは相も変わらず高速道路から見える壁に例年通り氷が氷結し始め、気候も冬程厳しく無い、そんなアルパインクライミングに最適なシーズンがやって参りました。

とは言え、今年は麓に雪は無いですが、山の上では思ったより雪が多く、苦戦を強いられてる感じです。

 今年は例年よりも新しいアルパインルートが多く開拓され発表されてるのを見る印象です。

そこで早速モレーンレイクに開拓された出来立てほやほやのルートに(未だに車中泊してる)若者二人を連れて行って参りました。

ルートの詳細はコチラ

駐車場から3歩でこの景色
当初はコチラを考えてましたが、3/4 couloirは雪付き悪く厳しそう。
モレーンレイクに行った事がある方は分かると思いますが駐車場から向かって左にあるバベルの塔に見える3本の顕著なガリーの真ん中を辿るルートで、ルートの始まりと終わりに5.8のミックスがあり、それ以外はWI3-4 程度のアイスとほぼ歩き。下降も快適に歩いて下山できる 500m のミニアルパインルートです。

モレーンレイクをバックに。

深ーいガリーを登ります。
とにかくロケーションは素晴らしく、ターコイズブルーの湖とMt.テンプル、観光客で溢れかえる駐車場をバックに駐車場から8時間程度で登って帰ってくる事が出来るのでシーズン始めの足慣らしには最適かもしれません。ただし、このもレーンレイクまでの道路は10月15日から5月15日までの冬季期間は閉鎖となります。冬季も空いてたらここはとんでもない場所ですね、、クライマーにとっても、観光客にとっても。

 僕も昨年から目を付けていた某壁にトライしてきましたがルートの半分くらいを登りヘッドウォールを見上げて退散して来ました。そのポイントには割と新しい下降支点があったので他に誰かがトライしたのかもしれませんが記録が出ていない。という事は同じく引き返したと推測しました。下部は摂理の多い岩質ですが、ヘッドウォールは摂理が乏しく、傾斜も強い壁で、見渡す限り弱点を見出す事は出来ませんでした。またタイミングがあればトライしたいと思います。
摂理の乏しいヘッドウォール
長いようで短い、いや長い冬、焦らず安全に楽しんでいきたいと思います。
日本の皆様も秋の収穫シーズンを楽しんでください。

以上、ボブでした。

2019年9月3日火曜日

Vol.188 リッジクライミングしようよ「Bugaboo NE Ridge編」

どうも、ボブです。
夏も終盤、8月最後の休日に4年ぶりとなるバガブーに行って来ました。
やはりこの景色には感動
  4年前は初めてのバガブー、初めての氷河で、例年だと快適にアクセス可能なBugaboo-Snowpatch colも少雪の為、落石が多く事故もあり、通行禁止になっているのを現地で知りました。Howser tower, Pigeon Spire, Snow patch West FaceまでのアプローチはBugaboo Glacierを通るしかなく、しかも氷河の状態も良くない年で、核心はほそーいスノーブリッジを渡ったりとなかなか怖かった記憶があります。
2015年のPigion S Ridge 気持ち良いリッジに癒されました。
 その4年前はBugaboo Glacierをアプローチし、Pigeon West Ridgeを登り、Vowell Glacierをアプローチして、Snow Patch North summit Directを登り、Snow patchとPigeonの間をラッペルし、再びBugaboo Glacierを歩いて帰りました。
Bugabooの地図。緑のトラックは今回のもの。
ここ3年はマイルドなコンディションで、今回もそこに関しては不安も無く、ルートに集中することが出来ました。今回は2日間の休日で念願の初バガブーのパートナーをどこに連れて行くべきか悩み、折角ならクライミングしてピークを踏めるところに行きたかったので、当初はBecky chouinardに行きたかったのですが2日では厳しそうなのと天気も不安定で、おまけに大きな崩落があった後で不確定要素が強かったので、ラッペルで退散し易いところもプランにいれつつ、最終的には天気も持ちそうだったので Bugaboo NE Ridge に行って来ました。
右のコルから登り、3200mのピークを越え、左のコルに下降。
北東に伸びる尾根をクライミングし、南に伸びるKain routeをラッペルを交えて下降します。クライミング自体は5.8程度ですが、リッジ上の高度感のあるトラバースと必要に応じてロープを使いながらスクランブルの下降など、ルーファイもしつつ、いかにスムーズに降りれるかがポイント。Bugaboo Spireを北から南にトラバースできるので山を堪能した感があり、文句なしの北米の四つ星クラシックでした。
 最後には雪渓の下降があるのでクランポンやアックスも必要ですが、工夫次第で軽量化できるところも面白い部分。クライミング自体も難しく無いのでLight & Fast 実践入門にもおすすめかもです。
景色最高
トレイルの植生も癒されます。
氷河も昔はこんもりあったのでしょう。
Apple bee のキャンプ場まででも十分来て良かった感があり、気持ちよくBugaboo Spireにも登れて、夏の終わりのいい思い出が出来ました。
2年ぶりに花崗岩を触りましたが来夏はもっと花崗岩に親しみたいです。
以上、ボブでした。




2019年7月29日月曜日

Vol.182 遅いシーズンイン

どうも、ボブです。
7月も残る数日となり、気付けば8月。
昨年は9月に雪が降って寒くなったのでつまりあと1か月ちょいで
夏が終わろうとしています。ロッキーの夏短いっすねー
ってことでやっとクライミングシーズンインしてきました。遅っ!

というのも3月の頭に肩が痛み、仕事で包丁を使う際にも不安定な感じがあったので、病院で診てもらったところ "supraspinatus tendon(棘上筋)"が部分的に切れている事が分かりました。どうやって切れたのかも、どこの健なのかも、いまいち分かりませんが、完全に切れると手術が必要でその手前で分かったのでラッキー!という事でしばらくクライミングをお休みしておりました。

 その間、もんもんと過ごしていたわけではなく、移民の為に必要な英語のテスト勉強などもあり逆にいいタイミングでした。また体力トレーニングも兼ねたマウンテンバイクは肩的に大丈夫だったで休日はいろんなところに走りにいきました。クライミングだけでなく色んな事が身近に出来るこの環境は最高だと改めて思いました。
Golden の街にある標高差1000mのバイクコースの頂上からの眺め。
思い返せば、学生の頃から自転車は好きでダウンヒルコースとか走ってみたいなぁとネットで見た事がありましたが九州にはたぶん無かった記憶ととにかくチャリが高すぎて手が出せなかった記憶があります。大人になって気付いたらカナダに来て、気付いたらまたバイクにハマってしまうなんて思いもしませんでした。

 そして、英語のテストも無事にパス出来て、肩周りの強化も出来て来たのでクライミングを再開した次第です。(あと先週親知らずを三本抜きました。)
色々と整理出来たので気持ちよくクライミング再開がてらYamunaska の頂上にダイレクトに抜けるマルチピッチルート、その名も"Super direct (5.10d/5.11a,340m,9P)"に行ってきました。
14時までは暑かった。。
核心はSustainなフェイスクライミングで、そこはボルトですが、後半の2ピッチで出てくる脆そうなハングをトラッドで乗り越えて行くところはなかなか痺れました。
左は摂理の少ない傾斜の緩いフェイス。右は摂理のあるハングからのOffwidth。
正解は右で、右を超えて行きましたが、弱点とも強点とも甲乙つけがたいライン取りだと感じました。摂理があるなら摂理に従うのは基本でしょうか。
全体的にはヤムナスカスタンダードより少し上を行く脆さですが、何よりピークに直接抜けるライン取り、フェース・スラブ・クラックと多彩な内容を加味して星三つは納得でした。
最後はYamunaskaの頂上にトップアウト。
夏のバガブーを考えてる方はカルガリーで降り立ち、空の旅で凝り固まった身体をリフレッシュするのにいかがでしょう。ただし、ここでは脆さ故に悲しい事故が毎年起きています。先週も友人がホールドの欠損でフォールし、足首を骨折しました。

 僕も昔ルートを外れて登ってしまいダークサイドに侵入。アンダーのガバホールドをもってムーブを起こそうとしたら見事に外れ、カムが三つ飛んで10m近く落ちた事があります。幸運な事にビレー点がボルトだった事と落ちた際にレッジに当たらなかったので軽い擦り傷で済みました。

ポイントはホールドの選択肢が二つあるなら二つ使う、マッチは出来るだけ避ける。
ホールドをしっかり観察し、耳を傾け、壁から剥がさないようにそっと押し付けながら登る事でしょうか。

Yamunaska, CMC Wall / Direttissima Sector, Super Direct ★★★ 是非~!
トポもネット上に公開されているのでリンク貼っておきます。

以上、ボブでした。



2019年2月24日日曜日

Vol.162 日本滞在記 帰省前にぶらり 白馬からの熊本編

どうも、ボブです。
先週に引続き、しつこく日本滞在記をお届けします。
ジャパンスキートリップ無事に終了ー

・三日目 雨..orz
2日間のピーカンパウダーツアーから一転2日目の夜中から雨。
フリージングレベルは標高2000mくらいだった模様。
2月の初旬でこんな天気は例外のようで、そんな状況で山に入るのは
楽しめ無いけれでも、何もしない訳には、、
ってことで岩岳スキー場にて久しぶりにコブ練しました。

・四日目 八方尾根
昨日の雨天、曇天からの今日はどうなるのか?
予報では晴れ。しかし2000m以下の雪は死んでるだろうと言う事で
手っ取り早くアルパインにアクセス出来る八方へ行きました。
メンバーは我々+白馬在住3シーズン目の横井君&彩乃ちゃん。
どこを落とすかは雪質次第ということで探り探り。

まず一本目
アプローチ中にチェックして良い事がわかって南東面を滑る事に。
標高2100mくらいまで登り、100m程滑りました。
クリーミーなパウダー。
仕事中のてんぺいさん
 天気の良い山は最高です! 

そこからサクッと登り返して同じ面の別のラインをおかわりにと考えましたがさすが競争率の激しい八方。登り返す頃にはどこも食べられてしまいました。
悩んだ挙句、ぼちぼち下山も視野にいれつつ、北東面を落として行くことに。
丸山手前の2300mのピークから尾根沿いに2本目。
少し登ってガラガラ沢の右岸1800m付近から北東面に最後のランとなりました。

上部は風に飛ばされた部分もありましたが少し沢に入るといい雪あり。下部は降雨による雪崩の跡が見えましたが、面ツルのパウダーに見えたので思い切って突っ込んだらガリガリの雪崩の爪痕が隠れており、バンプに耐えれず大転倒しました。
降雨後どんなコンディションか読めませんでしたが、行ってみるとフリージングレベルより上は雪。その下も降った雪が溜まってる場所もありで、結果行って良かったです。
ガラガラ沢 右岸の尾根を落とす横井君

八方尾根に来た事はありましたが、不帰二峰を滑った際に通った記憶しかなく、その時は途中の斜面を見向きもしませんでした。今回再訪し、いい斜面をたくさん見れてまた訪れて色々滑りたいと思いました。でもやっぱりかっこいいピークのトップから滑りたいなぁ。
不帰二峰。一人抜け駆けして行こうか一瞬迷いました。
でもこの日は過去最高に悪いコンディションだったそうです。

・最終日 杓子
この日は最終日なので気持ち良く終えたいの一心でしたが、予報もいまいち。どこに行こうかかなり悩みましたが、だめ元で八方尾根から対岸に良さげに見えた杓子のJPまで行ってみる事にしました。長い林道歩きがあるので5時にスタート。
だらだらと林道にそって無心に歩き、八時前に1500mの台地。
1500の台地にて。既にお疲れ気味。笑

思いのほか視界は良く、JPまでが近く見える。

台地からJPまで近く見えるが、残すとこ1000mちょい。
鬱陶しいデブリをトラバースしてまずは右に見える杓子尾根のコルを目指します。
デブリーランド

思いのほか登行面が固く歩きずらくてルート失敗(ごめんなさい)。意気消沈気味でしたが杓子尾根のコルに上がるといい雪があるじゃないですか。天気も下り坂で連日の山行で皆さんお疲れ気味だったのがいい暗示。2300mくらいまで登り、滑りがおろそかになる前に気持ち良く北東面に伸びる沢を落としました。
今回いい雪求めて悩んで歩いたら北東面には必ずいい雪がある感じがしました。
なんだかんだ楽しめました。

小蓮華も良さげ

横井君、彩乃ちゃん、二日間ありがとう~!

下山後はNIKU雅にて肉っ

 なんだかんだ最後までいい雪を堪能でき、最後はいい肉を食べて、無事にJapowトリップを終え、東京に寄り道し、熊本に向かいました。各地でお世話になった皆さん本当にありがとうございました。また会いましょう!

当然熊本に雪は無く、生まれ育った五ケ瀬スキー場は2月というのにクローズ寸前だった模様。1年前に亡くなった祖母の法事の後は馬刺し、日本酒、馬刺し、日本酒、ずーっと飲んで食べて、飲んで食べて、遅れてきた正月のような日を満喫しました。
大好きな熊本の寿司屋にて 塩にぎり


何より、10年ぶりくらいに家族全員で集まれて両親が本当に嬉しそうだったのが印象的でした。
年に一度は集まりたいですね。
10年くらいぶりの菊池家集合

無事に2週間の短い旅を終えカナダに戻って参りました。
来るアルパインシーズンへ向けて鍛えなおしてまいります。
移民のために英語の勉強もしないと。
帰カナダ後、早速クライミング Coock's nest へ。
身体重たかったー 剛士さんありがとうございました。

ご清聴ありがとうございました。
以上、ボブでした。










2019年2月16日土曜日

Vol.161 日本滞在記 帰省前にぶらり野沢・白馬編

どうも、ボブです。
二週間程日本に帰っており、昨夜カナダへ帰ってきました。
今回の日本帰国のメインは昨年亡くなった祖母の法事で実家の熊本に帰る為
ですが、冬の日本に帰るのに日本の雪を堪能しないのはスキーヤーとしてどうなのか?
ってことで、熊本に帰る前に10日程日本の雪を堪能してきました。

◇野沢編
長いフライトの末、羽田空港に夕方到着し、夜行バスで長野へ。
目が覚めると長野、そこから電車を乗り継ぎ、野沢へ到着。
(早めに予約すると野沢への直行バスがあったのですが、今回は間に合わずでした。)
何となくあった情報を頼りに手探りで滑ろうと考えてましたが、ゴンドラを上がると偶然にも知り合いに遭遇。前日までは悪天だった模様でこの日は快晴!
前日までに降った雪を最高の天気の元、運よく穴場を案内して頂きいい雪を堪能できました。ありがとう、ごちそうさまです。

和樹君、ありがとう!
夜は予約なしでは入れないという ジンギスカン屋 萬里へ。
予約は無かったものの、ここも運良く入ることができ、いい肉を堪能できました。
いい雪からのビール、焼き肉、たまりません。

・次の日
前夜の降雪は無く、食べ残しを求めてスキー場トップから少しハイクして入るエリアへ。10分程のハイクで行ける場所なのですが、まさかのノートラック。気持ちよく3本回して、ゲレンデに戻り、パノラマハウスぶなにてカレーを食べて気持ち良く下山。

ビーフカレー温玉乗せ。パルメザンチーズと野沢菜を添えて


前日の滑り込みでバキバキになった身体を野沢名物の激熱温泉 中尾の湯 にて筋肉をほぐしに行く作戦。この温泉、賽銭箱へ小銭を入れて入湯するシステム。中には熱い湯とぬるい湯と二つの浴槽があるのですが、ぬるい湯ですらかなり暑く、身体全体が真っ赤になりました。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nozawa_nakao/nozawa_nakao.htm


雄太さん、ありがとうございました。
・3日目
昼から移動なので半日だけ。前夜の降雪は20cm程ある感じで、営業前からゴンドラ乗り場には行列が。それでも白馬程の行列が無いのが良いところ。
それでもゲレンデ内は一気に食べつくされるので、うまく食べ残しを拾いつつ、気持ちよく下山しました。

◇白馬エリア編
・松本へ移動しレンタカーゲット
今回は ガッツレンタカー にて四駆スタッドレス付きの軽を借りました。
ここ、距離の制限(一週間で1000km?)がありますが、一週間15,800円で借りる事が出来ます。あまり距離を乗らない場合は十分では無いでしょうか。
2人+荷物だとギリギリオッケーなサイズ感でしたが、普通車の四駆でも20,000円くらいだったので、こちらが良いでしょう。
ちなみに長野にも店舗があるので東京から長野へ移動し、車を借りるのが各エリアへのアクセスも良く、各地からのアクセスもスムーズで良いと思いました。
次回はそうします。

・一日目は小谷へ
この日からはツアリングメインで、お馴染みの兼岩プロ、一家に一台ガリンコ号こと清家氏、初めましてのスノーボーダーでドローン撮影家のFujita氏と合流。天気も良く、賑やかな一日になりそうです。
この日のプランは栂池トップから裏ヒヨを落とし、登り返して大崩落という大堂コース。
栂池スキー場トップにあがると既に多くのグループがいて、ノートラックを求める我々は少し焦。裏ヒヨに到着するとほぼほぼフレッシュな感じで、朝から気持ちよく一本。

 日本らしい和ませてくれるアプローチ

ボトムに降りるとガスも抜け、最高の天気に。週末という事もありボトムにはたくさんの人、人、人。トラックの数に対して人数が合わないと思って振り返ると


滑るラインは無数にありました。木々も程よく素晴らしい場所ですね。下で話をしていると大崩落には10数名のグループ+ガイドのグループも入ってるとの事。これは間違いなくずったずたでしょうと思い、プランBで大崩落から少し登り、一つ隣の沢から落として下の沢に合流するプランに切り替えることに。

ノートラックのハイクに思わずヒャッホー入る清家氏

天気も良く、足取りも軽く、目的の台地に到着するもあたりは藪。傾斜の強まるポイントまで行くも藪。もう少し進めば何かあるのでは、、と思いきや藪。傾斜は緩いが割とオープンで割と雪も良さげ、、ってことで落として見るも、雪はパックしてて、下部に行くほど藪がち。さらには下部の情報は無く、これはドハマり残業コースになってしまうってことで、さくっと登り返し、来た道を大崩落へ戻り、滑って帰る作戦に変更。

ずったずただろうなと思われた大崩落はまだまだノートラックがあるではありませんか。
あの情報はなんだったのだろうか。。

溜まった毒を吐き出す兼岩プロ
気持ちよく滑り、ボブスレーをこなし、何とか日が沈む前に下山できました。
鵯峰から山の神を越えて往路を戻り、大崩落を滑る。と紆余曲折ありましたが、なんだかんだいい一日になりました。
下山後は来夢来人でから揚げ+生姜焼き定食(ごはん大盛り、から揚げ2個増し)

・二日目は一難場山
鳴海氏も合流し、久しぶりの再会で盛り上がり前日は遅くまで宴会したものの4時に起床し、5時に集合。二日酔いもありましたが天気は午後まで持ってくれるか分からないので、6時にハイク開始。多くは書きませんが、人気も無く、愉快な仲間といい雪と変化に富んだ地形と疎林を堪能しました。またどこかで遊びましょう!
ブナの森に癒される。これぞ日本。

森の中に程よくオープン。
なまらこしる会+いずみ

書き疲れたので白馬後半編はまた次回。。















2018年12月23日日曜日

Vol.153 スポンジボブ

土曜日の仕事終わり、ブログ当番を思い出し、慌てて日曜日に日をまたぎつつブログを書いております、こんばんは、ボブです。
最近はというと、仕事、クライミング、仕事、クライミングからのスキー、仕事、仕事、仕事、週に2日の休みで山に出かけております。
基本的に仕事は15時から始まるのですが、仕事前の時間は山の天気とコンディションチェックとプランニング、パートナー探し、ギアのメンテ、トレーニング、そして休日を迎える、、と冬はとても忙しい。入念な準備の上、休日を迎えるのですがいざ山に向かうとコンディションが整わず思い通りにいかない事は多々あります。
その度にプランをABCと考えておくので、A→B→Cと臨機黄変に対応し、休日を過ごします。

先日は仕事前にスキーに出かけたのですが、そこでいい壁に出会った。
帰って調べたところ記録は見つからずどうやら未踏な様子。
翌週、約束をしていたメンバーの谷にこのプランを話し、早速トライした。

壁を下から見る限り壁の3分の2は氷と雪壁、残りは奥まっているため詳細は分から無いがたぶん岩と氷のミックス。全体的に両岸を壁に囲まれたガリーを登る場合一番怖いのは雪崩に飛ばされる事で、傾斜の緩い3分の2はとにかく素早く抜けたい部分。
残りの傾斜が強いであろう部分は上部に大きなスロープは無い為、比較的安全にトライできると思えた。
当日は雪が軽く降っていたが、降雪は強く無い為大丈夫だろうと思い登り始めたのだが、結果から言うと壁の半分を登ったところで強いスラフに見舞われ、引き返した。
自分がリード中、ガリーのチョックストーンにできたケーブの下から上に這い出そうとする手前のタイミングで頭上をスラフが飛び越えて行った。運よく二人ともケーブの中に居たためスラフをかわすことが出来たが、タイミングが悪いととても痛い思いをしただろう。かなり運が良かった。


それから一週間後、再度トライしようと考えたが天気は前週より強い降雪。
プランAは諦めざるを得ず、どこも冬の嵐で危険な状況で重箱の隅をつつくプランBを考えた。しかし、シーズンに一度あるか無いかの大雪、、

念のため車にクライミングギアとスキーギアの両方を積み込み、家を出る。
Banffを出て、Castle junctionを越え、Lakelouiseに近づくと強い雪、プランBはFieldにある大きな山の裾でのクライミングであったが、Fieldへ繋がるHwy1からHwy 93に進路を変え、プランCのスキーに向かった。

視界は良くないが、樹林の中を歩き続け、森林限界を超えたところの小ピーク。
周りにはロッキーには珍しい程よい間隔で木々にサポートされた斜面が広がっていた。
滑っては登り、滑っては登り、、気づけば標高差1000m近く登っては滑り、貸し切りの山で最高の雪を堪能した。こんな雪はカナダに来て初めて。
結果、プランAは駄目だったが、柔軟な判断によりプランCも最高な一日であった。


焦らず冷静に条件を見極め、チャンスを掴む。
次回はプランAの完登ストーリーが出来たらと思います。

皆様今年もご清聴ありがとうございました。
良いお年を、そして安全第一で年末の山をお楽しみ下さい。
また来年もよろしくお願いいたします。

以上、ボブでした。










2018年10月22日月曜日

Vol.146 秋を求めて

どうもボブです。
今年のロッキーは秋を飛び越し冬入りした説がありました。
9月になった途端冷え込みが強まり、天気も不安定で山は冬の様相。
10月頭には街中で10-30cmの積雪もあり、見渡す山々には氷も垂れ始め
早速アイスクライミングにスキーにと行ってまいりました。

滑る為には修行が必要です。

そんな中普段は凍らない場所が凍りかけている!これはチャンスだと意気込んでましたが
このところの陽気で溶けてしまってるじゃないですか。。少し意気消沈してましたが
嫌でも冬は来るんだし、気を取り直して秋を楽しもうと言うことで、この休日は冬の間お世話になった友人を訪ね、Revelstoke へ行ってきました。

冬はskiで有名ですが、やはり下り好き夏も下りたいのかMountain bikeも盛ん。
この時期のRevelstoke は冬の賑わいは無いものの、秋も素晴らしい場所でした。
(ちなみに、夏は虫で賑わうそうです。笑)

着いた初日はBike
昼過ぎに到着し、友人の案内の元、Bolder Mountainという場所へ。
初心者から上級者まで楽しめるコースが設定されており、初心者でも楽しめるコースを案内して貰いました。不思議な事にかなり整備されたコースで、聞くとTrail Builderという専門の方々がコースを作っているとの事。ボランティアもありますが、Trail Buildingという仕事があり、コース整備にあたっているそうです。
・Trail Buildingとは、、Day in the life of a Trail Builder(動画リンク)

この小さな町でもコースの数は163本、計290kmものコースがあります。
trailforks.com(各地のコース情報について)

基本的に登りは林道を登るので快適、下りは下り専用のコースなので下に人がいる心配も無く走りに集中できて、かつコースが楽しい!登っては下り、登っては下り、3ラップするといい時間になったので終わりました。

二日目はクライミング
 この日はクライミング初めて友人を含めてクライミング。Big mountain skierで、あり得ない場所を滑り、飛びまくっている友人ですが、実は高所恐怖症!笑
オフシーズンのトレーニングにもクライミングはやってみたいんだよね~!との事だったので、やっぱり最初は気持ちの良いマルチでしょう!と、向かったのは≪Pirates of the Underworld 5.10b,3P≫ というルート。湖岸の壁をラッペルして取り付き、3ピッチ登るという内容。とにかくロケーションが最高だから楽しい事間違いなし!と半ば強引に連れて行きました。

聞くとラッペルも初めてだそうで、まずはラッペルの仕方からレクチャー。
ラッペルしたら登って帰らないと行けないプレッシャーがあるので慎重に登るラインを確認しながら初心者でも行けるかどうかを確認しながら降りていきます。
ラッペルにも慣れて来た頃無事に湖面から少し上に作られた木製の足場に到着し、クライミングは始まります。ラッペルの緊張と高度間から解放された友人に笑顔が戻ります。
さぁて1P目、ん?何か悪い、欠けそう、、そんな印象を受けつつアンカーへ。友人は奮闘しつつも無事にアンカーへ到着。
2P目、出だしから気持ち悪いトラバースからのコーナーをステミングを交えて登る。大丈夫かな、、と不安でしたがかなり奮闘しつつアンカーに到着。予想より大分時間がかかり、すぐに終わると思っていた為行動食も無くお腹が空いた友人は少し苛立っています。笑
ガイドブック的にも、見た目的にも次のピッチは快適そうだったので、「次は快適なんで安心して下さいね。笑」となだめ、最後のピッチを急ぎます。
出だしから階段状で快適快適、大きなリッジがあり残り5m程。しかしその5mが悪い。
無事に終了点に到着し、セカンドビレー。レッジまではぶつぶついいつつもスムーズに到着。さぁ最後の5m。出だしのホールドが遠く、疲れもあり、いいとこに届かない。友人のフラストレーションも最高潮!笑 お助け紐を使って登り、残り1m。アンダーのホールドを使い、体を上げ、最後のマントルを返して無事に終了点へ。

登り終えた友人の感想「やっぱりクライミングはいいかな。」
お付き合い頂きありがとうございました。笑


部分的に岩が脆く、内容的にもいいルートとは言えませんが、ロケーションはとにかく最高で、それもあってか割と近くのレッジではカップルが発情していました。笑

佐々木家の皆さん、2日間ありがとうございました。
また冬に遊びましょう!

以上、ボブでした。





2018年9月7日金曜日

Vol.139 冬が始まる前に

どうも、ボブです。
豪雨による洪水、台風、からの地震。
災害だらけの日本で被害に会った友人もいますが、幸いにもみんな無事であったことに安堵しています。関西地方を襲った台風の映像を見ましたが、映画の世界のようで、人が考えた事は現実になり得ると思いました。
どこも復興が間に合ってないと思いますが、早くいつもの生活が戻ることを祈ります。

カナダも今年は昨年に続き山火事による煙が酷く、ロッキーの空は煙に包まれ、周りの山々も煙に隠れてしまい。キャンモアの街は山に囲まれているのを忘れていました。
喉の痛みや咳込む人も増えた気がするので、深刻な被害が出る前に、来年は起きない事を祈りたいですね。

banff fire
ネットから拝借。BC州では今年600ヶ所以上で山火事が起きていた。

7月に二本から戻ってきてからの短い夏、繁忙期のレストランでひたすら寿司を巻いておりました。いかん、夏が終わる。寿司を巻きにカナダ来たんじゃぁない、クライミングをしに来たのだ。


職場の同僚となったエージロー

今年は一つリベンジしときたいルートがあり計画しましたがピンポイントで悪天に捕まり計画倒れとなりました。
そのプランBとして、Yamunaskaの"Yamabushi 5.12d/13a"にトライしてきました。
このルートの核心は5.12d/13aで、他に5.12b,5.12b,5.12b/c,5.12b/c,とハードなピッチが続く計8ピッチ(300m)のマルチピッチで、Will Gaddを中心とした複数のメンバーにより6年?かけグランドアップによって開かれました。
トラッドで行ける程の十分な摂理の無い脆い壁をグランドアップで開拓した彼らのメンタルは凄まじいなぁと感心します。

大きな凹角の右の壁、強点の中の弱点をつくラインがYamabushi(想像ください)

今シーズンはプロジェクトとしてやり始めた12dが2本登れたので、そろそろこういったルートもいけるだろうと思い取り付いてみました。
結果、上までは抜けていないものの、核心のピッチと後半に連続するハードピッチについても手ごたえを感じる事は出来ました。出来れば今年中にワンプッシュフリーで登りきりたいですが、だいぶ寒くなってきたし、先週は風が強く敗退したし、来春かなぁ。。

下りが楽しいと登りも頑張れるのがMTB

ショルダーシーズンに近づき、温かい南にクライミングトリップに出たいですが今年は行けそうにないので、本格的に冬に入るまでの体力作りもかねてMTBを始めました。
近くには整備されたMTBトレイルがたくさんあるのでこれも素晴らしい環境ですね。
寒さに負けず、楽しみたいと思います。
以上、ボブでした。