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2018年10月15日月曜日

Vol145. カナディアンロッキーでバックパッキング ~日本との違い

こんにちは、今回のブログは日本満喫中の秋山が担当します。

お題は”バックパッキング”

衣・食・住を背負うバックパッキング
リンクアップのメンバーはクライミングが多いのでクライミング寄りの記事が多いので、たまにはクライミング以外の登山スタイルのお話を。

バックパッキング。そうですテントを持って山をA地点からB地点まで縦走するあれですね。寝床、食料、火器、着替えなど、衣・食・住すべてを持って山に入るスタイルはシンプルでありながら、達成感は半端ないものであります。

バックパッキング完歩後の皆様の笑顔
溢れ出る達成感
日本でテン泊されている方も多いかと思いますが、カナディアンロッキーでのバックパッキングは少しスタイルが日本と違いますので、その違いに焦点を当てつつ、ロッキースタイルを紹介したいと思います。

カナディアンロッキーと日本との違い

1. 稜線上にルートは殆どついていない
→ 日本の登山ルートは頂上をつなぎながら縦走路が整備されていていることが多いですが、カナダの場合は山が険しすぎるのでそのようなルートはありません、その代り高い山を見ながら、稜線の一番低い場所(コル、鞍部、パス)を抜けて次のエリアに行く、というようなルートが整備されています。なんか谷底の暗い場所を歩くの?ってイメージがあっちゃうかもしれませんがご安心を! 谷が広く、森林限界も低いので、開放感のある景色の中を歩くことができます。

谷底を詰めて、目指すのは稜線上の低い部分であるコル
わざわざ稜線上は歩きません
これが谷底です。
開放感!

2. バックパッカー以外がいない
→ 多くのコースはバックパッキング用に整備されています。また小屋などがないのでテントを持って行くしかないという場所がほとんどです。つまり周りにいるのもバックパッカーのみということになります。日本の場合、小屋に泊まるかテン場に泊まるかという違いがあっても、歩くコースは同じ場合が多いですよね。もちろん北海道の日高とか知床とか小屋がないスタイルもあるとは思いますが、ここでは一般的な話としてお読みくださいね。

見渡す限り我々だけ

3. テント場は谷底、テーブル付き
→ 稜線上にテン場があることは殆どありません。これは悪天候時に困る(周りに小屋がなく避難ができないので)、水がとれない、というのが主な理由かと思います。なので、毎日山の上の方まで登り、テン場に向かって降る。この行程を繰り返すことになりますね。
テン場にはテーブルが整備されているので、料理なんかはここですることになります。

テーブルがあると便利です

4. 水は豊富
→ テン場が谷底にある分水は豊富に取れます。野生動物が多いのでそのまま飲むのは若干危険なので、浄水器もしくは煮沸で使用するのですが、水量は豊富で困ることはありません。暑い日に水浴びもできますしね

テン場すぐ近くを流れる川
水浴びもOK!

5. 事前予約が必要
→ 管理をするのは国立公園、州立公園なので事前に予約をして費用を払う必要があります。日本のように横に山小屋があるわけではないので、事前の準備が必須となります。

各サイトのリンク集
国立公園の予約サイト
ブリティッシュコロンビア州立公園の予約サイト
アルバータ州の予約サイト

6. クマ対策は必須
→ カナダも日本もそうですがクマがどこにでもいる可能性があります。そのクマを自然のままの姿でいてもらう、キャンプ場によりつかないようにする、そしてキャンパーの安全のために、テントの中に食材は置いてはいけません。これはマナーの一部でもあるので、キャンパーは守らないといけませんね。ではどうするか? 荷物吊り下げ用のワイヤ、その名も”ベアハンガー”を使用します。
毎日夜ごはん後、ご飯はもちろん化粧水、日焼け止めなど臭をするものを全てまとめて吊り下げる必要があります。引っ掛けるカラビナ、雨の日用にドライスタッフサックがあると便利ですね。

食材はもちろん、匂いがあるものは全てまとめて気に吊るしておく

先日は、個人的に9歳の娘と60kmぐらいのトレイルを4泊5日で歩いてきました。
場所を選べば子供と行けるコースもあり、老若男女楽しめることができる、それがカナディアンロッキーのバックパッキングなのです! 是非挑戦してください。

今年一番の思い出
娘とバックパッキング!

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