チーム「Link∞UP」は日本と北米の‘愉快で有益な’「マウンテンライフ」情報を日本と英語圏において共有をすること。 その生活を‘一生懸命楽しんでいる人達’のコネクション強化を図ることを目的に活動しています。 日本や北米でのマウンテンライフについて情報の欲しい方や私達に興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

2018年9月27日木曜日

Vol.142 東京から利尻島までのロードトリップ~2千キロ分の排ガスとジョン・ラスキンの名言~

前回の投稿から早くも6週間が経過し、ブログ当番が回ってきました。通勤電車で必死にスマホを叩きながら、この駄文を捻り出しているカネイワです。本来であれば下手なりにクライミングを頑張ってるアピールをすべきところ、指を怪我してしまいここ一ヶ月全く登れていませんので、今回は直近に行った旅の話をしたいと思います。


足袋前半の見どころである仏が浦の奇岩群

旅の目的はシンプルに「実家に帰ること」で、私の実家は北海道の小樽市というところにあります。かつては北海道開拓の玄関口として栄えた港町ですが、近年は人口が減少し、全国平均よりも早いペースで高齢化が進んでいます。様々な理由で故郷に残る人、故郷を離れる人がいますが、私の場合は後者でした。寂れゆく街の一部として自分が廃れていくような気がして怖かったこと、何より「広い世界を見たい」「どこかに理想郷があるはず」という夢見がちな若者であったこと、などが理由ではなかったかと思います。


津軽海峡の夕陽

そんな感傷はさておき、今回はそれに「家族旅行」という目的が加わり、小樽から利尻島を往復することになりました。最初は飛行機で新千歳空港入りすることも考えたのですが、コストが高く、現地で車を使えないデメリットがあったため、最終的にはコストが低い大間(下北半島)・函館間のフェリーを使用し、道中に東北観光や登山を含めます。往復はさすがにしんどいので、帰りは小樽・新潟間のフェリーを利用することにしました。車での移動は短く見積もっても2千キロを超えます。期間は2つの3連休をつないで10日間を確保しました。


場所の旅も乙かもしれない(小岩井農場の馬車鉄道)

「あらゆる旅は、その速さに比例してつまらなくなる」と言った人がいるようですが、私も概ねそのように感じています。そういう意味では徒歩や人力での縦断や横断というのが旅を充実させるためにはベスト、ということになりそうですが、私はこれまで一度もこのような試みをしたことがありません。つまり、「徒歩による日本縦断」や「人力による百名山」のような試みです。「移動」を目的地に着くための「手段」として捉え、目的の一部として捉えていなかったからだと思います。


登山は取付きまでは歩かなくてもいい?

以前、中学の英語の教科書(「Sunshine」でした)で英国人が、クミちゃんをロンドンの空港(ヒースローだと思う)で出迎えたタイミングで「How was your travel?」みたいなことを尋ねているのを読んで混乱したことがあります。「飛行機での移動なんて『travel』じゃねぇよ!本当の『travel』はこれから始まるんじゃ!」と思っていました。もちろん、クミちゃんは表面的な笑顔を取り繕いながら「This is an egg」的な文法的に正しい返事をしていましたが、心の底では私と同じことを思っていたことでしょう。

お祭り会場じゃなくても大迫力(ねぶたの家 ワ・ラッセ)

移動の速度や手段が旅の充実度にどう影響するのか、という問題は一旦横に置いて、この旅に求められたものの話をします。第一に家族の思い出作り
であり、また同時に旅の過程で家族の構成メンバーが個々の欲求を満たすことでした。それは私にとっては山と未だ見ぬ景色、妻にとってはねぶた祭り(でっかいハリボテ)とローカルフード、2歳の息子にとっては電車(乗り物)でした。家庭と山の両立というのが、私にとっては引き続き切実なテーマとなっております。


合体を待つ新幹線「はやぶさ」。新幹線の旅もものすごく速いだろう。

初日は深夜のうちに出発し、東北自動車道をひたすら北上。行ったことのある仙台や時間のかかりそうな平泉などは割り切って寄らないことにし、いきなり盛岡まで走りました。ここまでの道のりはほとんど記憶にないので、そこそこのスピードで旅を楽しんでいた(つまらなくなしていた)ことがわかります。ここでは「ソウルフード」と呼ばれる?福田パンのコッペパンを食し、盛岡駅で息子の愛する「はやぶさ」と「こまち」の合体を見学し、八幡平へ向かいました。


息子が「うみ!」と言って憚らなかった八幡沼

岩手と青森はほぼ初めて来る場所なので、寄れる場所にはできるだけ寄っておこうと、いくつかの百名山を旅のプランに忍ばせておきました。八幡平はおそらく百名山の中でも最もピークまでの距離が近く、標高差も無い山なので、夕方に駐車場を出て、子供をベビーキャリアに載せた状態で一時間で回ることができました。


広大な八幡平の森

深田さんは「八幡平の真価は、やはり高原逍遥にあるだろう」と書いていましたが、短い歩きの中でも湿地の美しさは際立っていました。また、「こういう地形は当然スキーには好適」とも書いておられましたが、個人的には斜度が無く滑りの楽しみが少なさそうに見受けられました。とはいえ、道路の除雪前であれば、人の少ない広大な原始の山になるはずなので、道路の除雪前に何日かかけてするスキーツアーなら楽しめそうにも思えました。

初日の宿。子供は好奇心旺盛なので常に注意が必要。

ハイキングの後は安比高原に移動し、冬ならスキー宿と呼べそうな個人経営の宿に泊まりました。宿泊は一人なら車で済ませたいのですが、家族旅行ともなるとそういう訳にもいかず、子供も一緒に寝れる部屋(できれば和室)で息子がおむつに「大」をしても即処理できるバス/トイレがある部屋を選ぶように心がけました。あとは、できるだけ安いことが条件です。

秋田犬ならぬ「あおもり犬」は奈良美智の作。

二日目は下道で北上しながら鉄道関連施設と美術館、そしてねぶた祭りで使われたハリボテを展示している場所へ行きました。妻は以前からこれが見たかったそうなので、1つの欲求が解消され、そしてこれでねぶた祭りには行かなくてよくなったので、一石二鳥です。私は人が集まる場所が何より苦手で、祭りなどの類はできるだけ避けたいのです。夏の暑い日に人が密集する場所に行くなどというのは、私には耐えられません。この日は早く寝て、三日目の早朝に妻子のいる宿を抜け出し、一路酸ヶ湯を目指しました。

八甲田山の湿原は聞きしに勝る美しさでした

八甲田大岳は子供を背負って行くにはやや長かったため一人で行くことにし、酸ヶ湯を起点に大岳を周回して約2時間。早朝の湿地が素晴らしく爽快で、ここも改めて訪れたい山となりました。岩手山、岩木山もいつかは行きたいのですが、どちらかというと斜度があって滑りも楽しめそうなので、冬の楽しみとしてとっておくことにしました。

恐山は快晴

早朝の登山を終え、再び青森市内の宿に戻ってもまだ朝です。ここまでで走行距離約800km。ガソリンが高止まりしているのがボディブローのように効いてきましたが、走り続けます。この日は鉄道関連施設として下北交通 大畑出張所へ行き、弘前でナポレオンなるものを食し、スピリチャルスポットとして憧れの恐山へ。今回はイタコのテントも無いし、ド快晴で地獄的な雰囲気が皆無の純粋な天国スポットでしたので、濃霧で視界がほとんどないときに、いつかイタコを訪ねたいと思います。また、登れるんじゃないの?と思っていた仏が浦の針峰たちは触ってみるとガビガビのモロモロでした。

一見登れそうな?仏が浦の奇岩群

最後に宿泊する民宿の近くでマグロとウニを頂いて床に就きました。下北半島は初めてでしたが、メジャーな観光スポットはある程度回れたように思います。あとは縫道石山でのクライミングをいつかやってみたいですね。ここまででだいたい半分の千キロとなりましたので、津軽海峡を渡るのは次回にしたいと思います。


ちょっと色は悪いですが、ミョウバンを使用しないそのままのウニ。

続きがあれば、またお付き合いください。

2018年9月19日水曜日

Vol.141 極北のユーコン クライミングレポート


フィッシュレイク 満開の紅葉


 皆様こんにちは。今回は極北のユーコンから山田トシが担当します。今年の夏はあまり仕事をせずに、ガイドトレーニングと称して山のクラシックルートに出かけたり、スポーツクライミングに打ち込んでいました。プロジェクトが登れ、そしてまた新しいプロジェクトを見つける。やってることは学生の時と変わってない。でも山やクライミングの経験値だけは着実に増えている。そしてこれからもこのライフスタイルだけは貫きたい!と強く思いました。

 そんな楽しかったロッキーの夏は過ぎ、今回は私の住むカナディアンロッキーから更に北西約2200キロ離れたユーコン準州の州都ホワイトホース周辺でのクライミングをご紹介したいと思います。以前から私の所属しているヤムナスカに「ユーコンへ行きたい」という要望を出しており、それがようやく今年叶いました。ガイド業の愉しみの一つは自分の行きたい所へ仕事で行けること。お客さんに満足して頂くにはまず自分からというのが私のモットーであります。ユーコンはオーロラ、紅葉でこの時期沢山のお客さんで賑わいます。残念ながらクライマーはいませんね。しかし「岩場はあるよ」という現地の友人Kくんにガイドをお願いし、2日しかない休みで3日?クライミングに出かけることができました。足を痛めていたにも関わらず付き合ってくれてありがとう!!

のんびりしたユーコンらしく駐車場もこんな緩い感じ

 最近開拓されたばかりの「アクロポリス」というエリア。スコーミッシュのスモークブラフを彷彿とさせる住宅街の裏が岩場という素晴らしいロケーション。

踏み後はしっかり

秋のユーコンの紅葉もロッキーと同じように美しい。ポプラの黄色が綺麗でした。

ユーコナー(ユーコン人)のしっかりした整備に感謝

ホームゲレンデの豊田や瑞浪のようなシチュエーション

 岩質はほとんどのエリアが花崗岩のようです。スコーミッシュといいワディントンといいカナダ西海岸のエリアは花崗岩地帯なのですかね?この岩場車で10分、アプローチは5分。岩の高さは大体12m~20mくらいで5.8~5.12aまで10本程度のルートがある。クラックも数本あり、短いながら花崗岩ならではのデリケートでカチッとしたクライミングが楽しめる。ロッキーに来てから花崗岩のフリーを楽しんだのは3年以上ぶり。テンションもアゲアゲでした。12aも登りましたが、友人曰くトライしているのを見たのは2人目だそうです。頑張れユーコナー!!

ロワーロックガーデンの看板ルートCrucifix
真ん中に走るクラックからダイレクトにフェースを登る11aの三ツ星ライン。

 こちらは別のロックガーデンというエリア。ホワイトホースから一番近いエリアで街から車で5分、アプローチ5分のザ・ゲレンデ。夏の時期は毎週水曜日?か木曜日?にアルパインクラブカナダ・ユーコン支部が主催するクライミングナイトを開催し、みんなで集まってワイワイクライミングをするよう。
カムが無いのでトップロープでしたが、際どいクライミングでした。普段石灰岩しか登ってないと細かいエッジングは慣れが要りますね。

アッパーロックガーデン

 こちらはユーコン最難の「Yesterday's Enterprise 12c」があるエリア。それはやらずに見た目からのっぺりと連れなさそうな隣の「Pin Heads from space 11b」にトライしましたが、出だしの数手が強烈に難しくトップアウトするのが精一杯でした。登った12aより数段難しい。

ホワイトホースの地ビール「Yukon Brewing」の限定ビール
とユーコン唯一のガイドブック
登った後はその地のビールを飲むのがカナダ流。
ユーコンのクライミング情報はこちらから

極北のパタゴニア

 ホワイトホースから550キロ北にあるトゥームストーン準州立公園に存在する岩峰「モノリス」。極北のパタゴニアと言われるエリアです。有名でもなく、クライマーはほぼ皆無のエリア。可能性は未知数。いつかあの岩峰にラインを引いてみたい。
 
 是非ユーコンに行く機会があれば、持ち物リストに「クライミングギア一式」を追加し、手つかずの大自然でクライミングを楽しんではいかかでしょうか。


赤く染まるツンドラの大自然 トゥームストーン準州立公園 

告知
10月19日金曜日 名古屋にてリンクアップスライドショー開催します。
カナダの山に興味のある方は是非参加してください。詳細はこちらからどうぞ


2018年9月13日木曜日

Link-up スライドショーのお知らせ



スライドショー
「カナダの山、日本の山」
~仕事、家庭、時間、三者三様の自然との向き合い方~
主催: link∞up
 協力:朝日陽子

カナディアンロッキーでロックガイドをしながら自身のクライミングを楽しむ山田。東京で会社員として働きながら育児と山スキーに奮闘する兼岩。地元富山でぶどう農家を生活の糧とし、夏はカヌー、冬はテレマークスキーと自然をこよなく愛する劔村。一見交わることのなさそうな三人が、カナダと日本、それぞれの立場と経験を通じて、どのように自然と向き合っているのか、最近の山行報告も交えたスライドショーを行います。
カナディアンロッキーでの生活やアウトドアについて興味がある方、情報が欲しい方、大歓迎です。

日 時: 2018年10月19日(金) 19:00~20:30(開場18:30)
場 所: 愛知県産業労働センター(ウインクあいち)10階、1006
   名古屋市中村区名駅4-4-38 名古屋駅から徒歩5分
定 員: 54名
参加費: 1,000円
申込方法: 定員に達したため、締め切りました
※お支払は当日現金で承ります。ご不明な点等、申込後のキャンセル等ございましたら、お手数ですがメールにてお問合せください:8linkup@gmail.com

Link-upとは
チーム「Link∞UP」は日本と北米の愉快で有益なマウンテンライフ」情報を日本と英語圏において共有をすること。その生活を「一生懸命楽しんでいる人達」のコネクション強化を図ることを目的に活動しています。日本や北米でのマウンテンライフについて、雑誌、ブログ等で情報発信をしています。

Facebool: https://www.facebook.com/8linkup/
ブログ: https://8linkup.blogspot.com/

スピーカー



山田 利行
「カナダの山へ登る ~ロッキーでのアルパインクライミング~」

南山大学山岳部で山を覚える。北米のクライミング文化と広大な自然に憧れ、2014年にカナダへ。アルパインクライミングが一番のお気に入り。カナダ山岳協会認定ロッククライミングガイド。ミレーサポートクライマー。カルガリー在住。Link-upの発起人。



兼岩一毅
「カナダで山を学ぶ ~落ちこぼれて山スキー~」

北海道生まれ。2011年に夏の富士山に登ってから本格的に登山を始める。2013年にカナダ・キャンモア滞在を経て帰国。現在は東京郊外をベースに、冬は山スキー、それ以外も広く浅く遊んでいる。会社員として育児と山との両立に格闘中。



劔村 裕規 
「カナダの自然で遊ぶ ~夢のカナダと百姓見習いの今~」

大学生の時に移動手段としてのクライミング、カヤックに出会い没頭。2012年、妻と2人でカナダへ。夏をロッキーで過ごし、ハイキングとテレマークを満喫。現在は故郷の富山でぶどう農家を目指し、林業、農業を学んでいる。


2018年9月12日水曜日

Vol.140 州立公園での遊び

こんにちは、富山県から劔村がお送りします。

今回は以前訪れたアルゴンキン州立公園(Algonquin Provincial Park)を紹介します。
場所はカナダ東部、首都オタワやトロントといった大都市からの距離も近くツアーも多く組まれている公園です。


広大な森の中に湖沼が点在するこの公園は、ロッキーのような荒々しい自然とは景色が異なり緩やかな森がどこまでも続いています。夏にはキャンプ、カヌー、ハイキング、サイクリングなど、冬にはスノーモービル、スノーシューハイキングなどを楽しむことができます。


訪れたのは9月中旬で場所によってはメープルが紅葉し始めていました。
とても過ごしやすい気候で昼間は涼しく、日が暮れると肌寒くなるので薄手のダウンがあると快適です。
訪れた目的はハイキングとカヌー、テントがなかったのでオートキャンプでした。



公園の規模が大きいことと無数にトレイル、ビジターセンターなどにある展示などがあるため数日間では周りきれないほど見所はたくさんありました。
近隣の都市に住んでいる人たちに、家族や仲間とともに自然の中でのんびりと過ごすための場所として利用されています。

上の写真は、湖沼の周辺を散策できるトレイルです。動物も多く住んでいるので出会うことができるかもしれません、特に池が多いのでビーバーハウスはよく見かけますしビーバーが作ったダムも近くで見ることができます。運がよければビーバーに会えるかもしれません。




今回はオートキャンプでしたが、園内にはキャンプ場は多数あり車で楽しむ方から道無き道をカヌーで行くバックパッキングも可能です。通常のキャンプ場は整備されていて快適です。


旅の目的でもあったカヌー、レンタルもあるので何も持たずに行っても楽しむことができます。ここはその名もカヌーレイクという場所でのんびり湖上散策です。
時期にもよると思いますが、個人的にはとても過ごしよかったのと紅葉が見れるということを考慮すると9月中下旬がいいのかと思います。



カナダのコイン(ルーニー)にも使われているLoonを間近で見ることができますよ。


カナダは国土が広いことと自然が多いので州立公園も規模、数ともに多いです。
気軽に遊びに行ける場所として地元の人たちにも愛されている場所がまだまだたくさんあります。
皆さんも国立公園だけではなく州立公園にも足を運んでみてはいかがでしょう。


2018年9月7日金曜日

Vol.139 冬が始まる前に

どうも、ボブです。
豪雨による洪水、台風、からの地震。
災害だらけの日本で被害に会った友人もいますが、幸いにもみんな無事であったことに安堵しています。関西地方を襲った台風の映像を見ましたが、映画の世界のようで、人が考えた事は現実になり得ると思いました。
どこも復興が間に合ってないと思いますが、早くいつもの生活が戻ることを祈ります。

カナダも今年は昨年に続き山火事による煙が酷く、ロッキーの空は煙に包まれ、周りの山々も煙に隠れてしまい。キャンモアの街は山に囲まれているのを忘れていました。
喉の痛みや咳込む人も増えた気がするので、深刻な被害が出る前に、来年は起きない事を祈りたいですね。

banff fire
ネットから拝借。BC州では今年600ヶ所以上で山火事が起きていた。

7月に二本から戻ってきてからの短い夏、繁忙期のレストランでひたすら寿司を巻いておりました。いかん、夏が終わる。寿司を巻きにカナダ来たんじゃぁない、クライミングをしに来たのだ。


職場の同僚となったエージロー

今年は一つリベンジしときたいルートがあり計画しましたがピンポイントで悪天に捕まり計画倒れとなりました。
そのプランBとして、Yamunaskaの"Yamabushi 5.12d/13a"にトライしてきました。
このルートの核心は5.12d/13aで、他に5.12b,5.12b,5.12b/c,5.12b/c,とハードなピッチが続く計8ピッチ(300m)のマルチピッチで、Will Gaddを中心とした複数のメンバーにより6年?かけグランドアップによって開かれました。
トラッドで行ける程の十分な摂理の無い脆い壁をグランドアップで開拓した彼らのメンタルは凄まじいなぁと感心します。

大きな凹角の右の壁、強点の中の弱点をつくラインがYamabushi(想像ください)

今シーズンはプロジェクトとしてやり始めた12dが2本登れたので、そろそろこういったルートもいけるだろうと思い取り付いてみました。
結果、上までは抜けていないものの、核心のピッチと後半に連続するハードピッチについても手ごたえを感じる事は出来ました。出来れば今年中にワンプッシュフリーで登りきりたいですが、だいぶ寒くなってきたし、先週は風が強く敗退したし、来春かなぁ。。

下りが楽しいと登りも頑張れるのがMTB

ショルダーシーズンに近づき、温かい南にクライミングトリップに出たいですが今年は行けそうにないので、本格的に冬に入るまでの体力作りもかねてMTBを始めました。
近くには整備されたMTBトレイルがたくさんあるのでこれも素晴らしい環境ですね。
寒さに負けず、楽しみたいと思います。
以上、ボブでした。

2018年8月30日木曜日

Vol.138 四の五の言わないダイエット~経過報告~

今回のブログは秋山が担当です。

前回担当のブログ(VOL131)でダイエット宣言をしましたが、約1ヶ月半後の8月29日現在の経過を報告いたします。

ちなみに前回7月9日のスペックは、
66kg
体脂肪15.5%
BMI22

そして、
8月29日現在
66.7kg
体脂肪15.7%
BMI22.2

....

....

ふ、ふっ増えとるやないかーい!!


なぜだ、なぜこんな事になってしまったのか?
あんなにカロリーを消費していた筈なのに。

ちなみに、7月9日以降
30日以上のガイディングと山(含バックパッキングx2、アシニボイン登山、ビクトリア登山など)、筋トレ、7回のジョギングをこなしていました。

ん? 改めて見るとジョギングって7回しかやっていなかったんですね、それでも全てハイキングガイディング後なのでカロリー消費効果はあった筈ですが。

実は大きな理由は家族旅行。8月17-23日までアメリカのイエローストーンに家族でキャンプ旅行に行っておりまして、その間は朝飯ガッツリ、運転しながらお菓子、夜はご当地ビールをガブガブ。そんな生活を1週間しており、旅行前65.1kgの体重が返ってきたら66.7になっておりました(笑)。
モンタナのBayern Brewingのピルスナー
ジャクソンホールの地ビール

結論的には、食事制限をしないでカロリー消費だけでダイエットをすると、カロリー消費をしない日が続くと食事量が変わっていないのでリバウンドする。
んー当たり前ですね。

あと、家族旅行はダイエットの敵!

ご飯もお酒も美味しいのがキャンプでの旅行!

ということで、食事量を減らしながらカロリー計算をして計画的にやらないとダイエットは成功しないという結論を得ることができました。
それでも今後も少しづつ減らしていく所存であります。

無理やり筋肉を入れた状態
実際はぽっちゃり
山に関係ないしょうもないブログですみませんでしたー。

2018年8月27日月曜日

Back number Vol 129 My opinions about the use of technology in the mountains



This story was written by Takeshi Tani                                     Translated by Yumiko Mori

In this post I will cover the topic about the use of technology in mountains.
Of course there are obvious rules, like bring back the stuff you brought in and try to limit the impact on the nature as much as you can. These are just a few examples out of common sense.

So here I am going to talk about the topic of technological devices that continuouslly being developed and appear in market.  Personally I feel some are useful and some can be aginst the concept of pure adventure.

When we are asked what is technology being used in the mountians, maybe GPS, cellphones are the items that we come up with.

Here are my thoughts about smartphone, radio, becon and In reach.



Becon
To be honest, there is nothing that can replace this amazing item.
The only reason that you go without would be to make your backpack lighter....Light and fast...? (Then do we also not bring a shovel and probe just for the sake of ligher backpack...?Really?)

Or ratehr for some people who do adventure that has higher risk of falling or doing super dangerous things than people who go for the terrain that possess the risk of avalanche might go without becon...(From Guide's point of view, I still don't recommend for not carrying it with you)

So I am strong advocate for the use of becon in the mountains! Above all, people can't find you if you got in an accident and don't carry it with you...


GPS

I guess it all depends on your skills of reading map accurately.  But GPS comes in real hand especially for ski traverse which covers great distance and also in case of whiteout. However, I still reccomend you to bring map and compass together... Don't forget to have the knowledge that actually allows you to read in case of emergency( Died battery....)




Smartphone, yes super useful item and many great map apps 


I heard some saying it only add extra weight, but for those there are watches that has smartphone and GPS  functions.  Also this is so useful to record your trip. Yet, some poeple would say just take a memo on your log book. 
One other thing I often hear is that people saying, if you rely on GPS all the time, you will lose your map reading skills. Personally I disagree with the thought and even I feel it can be opposite.

GPS and maps are necessary items



Even when I use GPS to plan a route, I still use maps at home as a part of preparation and how you read GPS is the same as you do with physical maps. So this combination makes me read maps more.

Since there are still lots of mountains that you can go without GPS, so I understand that some are reluctant to the use this technology. But for poeple who go to the mountains of flat terrains−skiing traverse, this becomes a life saver. 


In reach 

You can get GPS, Email function and furthermore, this gives you the latest weather forecast and also you can send out emergency rescue request
Spot 

This sends out your location, your safety and rescue request to the other party 


Radio and In reach, they will fall under the category of information so I am going to cover satellite phone and weather forecast here.

Radio 
Strangely many of us seem to have accepted its presence. Even the people who dislike the technology... Is that because it's being sitting there even before we do the much heated debate about technology use in the mountains??  But here I am, bringing them back onto the discussion table. 

I don't know why they don't get involved in the discussion often, there are not much differences in terms of the functions such as satellite phone or other newer inventions like Inreach.

Depends on the location, you can get the accurate weather forecast, use it as a communication tool to request for rescue. And above all this device functions with the use of battery. Yes the reason I included radio is that it uses energy that human being can't produce. So radio definitely should be called as a part of technology according to my definition. "The device that uses battery and gather information" Weather it's been there for a while or not. Let's not give them any excuses, we have to equally evaluate them together with newer devices.


Long long times ago, poeple were going into the mountains without any accurate weather forecast. The only thing that they rely on was from their experiences and observing the sky. Thinking about the  history of mountaineering is purelly fascinating.

Some go with the belief that you can use any device as much as you want until you get to the base camp and afterwards you can't...Well this seems to be vague... You can't tell what is exactlly the base camp and the definition of it are very subjective. In terms of the impact toward the nature, base camp is already in the mountains most of the case...  Some might think Okay, I am going to hire 100 skilled people to assist me to go mountains without the use of any technology... Obviously that's questionable idea as well.

Long story short, I accept the use of any devices that introduced in this post. Yet I know there are still space for discussion.





Okay then moving on to the next topic.

Approaching the mountains with the use of helicopter or Sesna. For most Japanese this concept can be the most difficult to understand and accept....Because we were grown up in the country that has paved road leading middle or sometimes to the peak of the mountain. Covered by gondola or cable cars.

Getting into the mountains with helicopter...? Isn't that cheating? But if you don't have a good access then why not. This often happens with countries of massive land. If there is no neaby town to start or any transportation in the area.

You are only going to say no to Sesna and Heli but other transportation method would be acceptable?? Then the questions continue like How about taking the Cable car at Chamonix Midi?Mountain train?Car?We can't stay at the hut?Even in the town that locates at the bottom of the mountain?Do we have to start from 0 altitude starting from the sea level?There will be never ending questions...

In Canada, there aren't much town at the bottom of the mountains so getting into the area using Sesna and Helicopter would be not unusual thing. It's quite common that the mountains are 100km away from the nearest town. In terms of the footprint, of course helicopter uses a lot of energy but when you think about how much energy and impact were given to the nature when they develop cable cars and operate them... 



We have no idea that how many years and months to be used in order to develop the cable car or set the train tracks in the mountains 



However what I can say here is that it's all depends on the mointains, the climbing style and objectives.

What I want to say is that having awareness of what you are doing, what other members are thinking and the importance of willingness to have an open discussion.
Having thought of I will do in my way no matter what or What those people are doing isn't pure mountaineering are just a few sad thoughts. As mountains lovers we should be open to other people's thinking and styles.

The tricky thing is that bringing unnecessary technology into the mountains seems to be regression but if those devices allow you to do new style of climbing or skiing, this is called progression.

The reason I talked about this is to have active conversations about mounineering.
As a guide who put the most priority on the safety. We are encouraged to bring devices that increase the safety. At the same time, as a climber, we still need to keep the pure essence of adventure.

Although there are many more devices need to be discussed, here are my opinion
Becon ◯
GPS  △
Radio, Satellite phone, In reach△(Great for emergency but if you use this for constant weather update...?)
Helicopter, Sesna △(Cable car,Gondola,Mountain train, Require further discussion along with the climbing style you prefer)


Like I mentioned a couple of time, we can't get the absolute answer. But having discussions might allow you to have completely new perspectibves and lead you to seek for pure adventures. I believe if you can ever do a single adventure that align with your thoughts, that's the most rewarding thing. And this is what all we strive for throughout the career as an Alpine Climber.

Thank you for reading.